別れさせ屋工作

略奪派は意外と多い

別れさせて略奪したいか諦めるか

どうしても元カレとよりを戻したい。
そう思って自分であれこれ試行錯誤してみたけど、うまく行かなかった。そこで業者にお願いしたら元カレには既に彼女がいた…。
探偵業をやっていると、こんなことはしょっちゅうです。復縁を目指して調査工作を進める過程で、厳しく辛い現実が発覚するわけですね。

恋愛の二択

問題はこの後どうするかってことです。

  • 今カノから略奪したい、別れさせたいと燃え上がる人。
  • きっぱりと、もしくは悩みに悩んで諦める人。

だいたいこの二つに分かれる。
略奪派は、彼女がいると分かったらすぐに工作を別れさせ屋に切り替え、迷いは少なく決断が早い。
男女それぞれのケースだと、女性の方が略奪して別れさせを望む人が多く、男性は悩んだ末に諦める人が多いかもしれません。

後ろめたさ

略奪なんて考えは良くないと躊躇する人もいます。自分の願いとは裏腹に、別れさせることに罪悪感をおぼえてしまうのです。
自身の感情と社会的倫理感の狭間で揺れるのは、至極普通のことです。しかし恋の略奪は決して悪いことだとは思いません。恋愛は自由であり、何人たりとも好きという感情を咎めることは出来ません。
好きな人を誰よりも大切に想い、誰よりも愛せる自信があるなら、別れさせ=悪とはならないでしょう。

男女の絆

そもそも別れさせ屋の行う工作は、1つのきっかけを与えるものです。
工作を仕掛けて二人が別れるならば、ある意味その程度の関係だったってことです。
例えば、元カレの方に女性工作員を近づけてそちらになびくようであれば、それはそれで問題ですよね。彼は工作関係なしにそういった誘惑があればいつかは浮気をするっていうことですから、復縁できたとしても心配になります。
別れさせ屋を介入させることは、男女の絆を試すことでもあるのです。

多角的に見るとわかること

幸せそうに見えて、実は脆い関係のカップルはたくさんいます。
別れるキッカケがなくて惰性で付き合っているとか、本当は別れたいけど切り出す勇気がなくて渋々関係を続けている人もいます。
工作員が対象者から本心を聞き出し、実情が見えてくると、思いもよらない事実がわかることがあるのです。
別れさせ屋の自己弁護に聞こえるかもしれませんが、ときには別れさせることが人助けに繋がるケースもあるのです。
人間関係や恋愛にはいろいろな形があり、付き合っている二人が必ずしも幸せに満ちあふれているわけではありません。私たち別れさせ屋はそういうことを知っています。

別れさせ屋の願いとは

毎日、数多くのカップルが別れています。
それを待つのもよし。別れさせ屋を利用して自ら動くのもよしです。
人生は長いようで短いですが、まずは後悔しない選択をして欲しい。
それが誰よりも恋愛に携わってきた私たちの願いです。