工作へのこだわり

人が違えば適したアプローチ方法も、かかる期間も全て異なる。

工作へのこだわり

工作は、通り一辺倒のパターンが誰にでも当てはまるものではありません。予算に合わせたオーダーメイドの方法とターゲットの性格、生活習慣、趣味趣向に沿ったコーディネートが必要なのです。そのターゲットに合ったアプローチをしなければ、効果は出ません。

異性を近づける方法が有効でない相手もいるし、有効なときもあります。また、相談者に対しての態度や性格と、第三者に対してのそれが全く異なるターゲットもいるために、その人物がどういった相手なのかの見極めが一番重要になってきます。したがって相談者が現在、どういった状況で、相手の情報をどれだけ持っているかなどを詳しく知る必要があるのです。

次に予算です。これも大事な要素です。たとえば、100万円の予算に対して1,000万円かかる方法を提示したとします。これでは、全然、相談者のためになりません。当社は、まず、予算を聞いたうえで、アプローチ方法と金額を提示しています。そうした考えに成り立ち、当社は基本コンセプトを設けています。

期間やパック料金での設定は行わない理由

1週間に1度の接触がいい場合もあれば、3週間に1回しか接触できない場合もあります。ターゲットの都合でアポ取りが延びて、期間設定どおりに行かない場合も多々あるでしょう。また、展開が変わるケースも多いので、ワンパターンの形では対処できなくなります。そこで当社は、1回ごとに方法を見直し、検討。より効果的な方法が考えられる場合には、そちらに切り替えるなど、常に状況に応じて切り口を変えていくようにしています。よって、期間を先に決めて行動することは不可能なのです。

次に費用ですが、基本的には稼働日数と内容で決まります。
期間による追加料金は発生しない。1回動くのにいくらという料金体系。

方法については、方向性を決め、予算内で動けるベストな方法を提示。実行していくことがメインとなります。したがって、パック料金というかたちは取れません。

たしかに、依頼する側にとってはパック制の方がわかりやすく、金額もはっきりしていて安心感があるでしょう。しかし、パック料金制を導入している探偵社が多いのはなぜなのかご存知でしょうか。依頼を取りやすく、カンタンに売上が上がるからなのです。決して依頼人のことを考慮したものではないのです。

成功報酬を謳わない理由

成功報酬制の所は、良心的に映るかもしれません。しかし探偵社側から見れば、成功しなければ報酬が得られないことになります。ならば成功報酬制で経営が成り立っているところは腕がいいのかというと、そうではありません。これも単なる営業的な誘い文句のひとつなのです。なぜなら何をもって成功とするかは、業者次第だからです。

たとえば、「別れさせてはいないが、ターゲットとの接触には成功した」などと成功報酬を請求される場合もあるなど、どのようにでもこじつけられる言葉のレトリックに過ぎません。よって当社は成功報酬制を導入していないのです。

成功率を謳わない理由

工作は人間が人間に対して行うことなので、必ず成功するなど簡単に言い切れるものではありません。仮に、成功率90%と謳ったところで、失敗の10%にあたる可能性もあるでしょう。すなわち業者側でどうとでも言える成功率は単なる広告でしかありません。よって当社はパーセンテージで話をしておりません。

ただし、その人の状況で事前に考えられる成功パターンと失敗パターンはある程度説明できるでしょう。依頼される方は、是非、こちらを参考にして欲しいと思います。

他社との連携を行わない理由

他社に依頼中の方の依頼は基本的に受けていません。
他社とバッティングしたらトラブルになるというのが主な理由です。

そもそも、他社に依頼中であるにも関らず当社に相談してくるのは、その業者の仕事ぶりに不満がある場合がほとんどでしょう。そのようなところの報告に基づいて動いてしまったら、状況が悪化して工作を仕掛けられなくなってしまうかもしれません。よって、その場合は、基本的にその探偵社との契約が終了してから対応する形となります。

また、自分でできることや友人に頼める部分はこなして、手の届かないところだけ面倒みてもらいたいという話も同様です。最初から最後まで一環していて、はじめて工作は有効なものとなるのです。「ここまで自分でやるので、ここからはお宅にお願いします」というパッチワークのような方法が通用するほど、簡単なものではないことをご理解ください。

予算を確認する理由

予算を確認するのは、2つの理由からです。

1つ目は、前述の通り、方法を提示する上で、金額的に明らかに不可能な場合も考えられるので、ある程度の予算を聞いておかないと方法を提案できないからです。そしてもう1つの理由は、成功の保証がない工作に対して、依頼人の側が生活まで困るような無理をして欲しくないからです。

当社においてもカードでの支払いや銀行ローンの紹介は可能ですが、限度を超えた借金を背負って、心も体もボロボロになってしまうような厳しい状況に追いやるわけにはいきません。もし相談を希望するのであれば、無理のない設定額を提示していただけたらと思います。

あえて依頼に繋がりにくい手順を踏む理由

当社のように、方法を細かく提示したり、リスクを理解してもらうまで説明するところはほとんどありません。それは、依頼につながりにくく、手間もかかる方法だからです。しかし、私たちは、良い面ばかりを強調するような営業方針をとってはいません。工作をトラブルなく遂行させるためには、依頼人と協力体制を敷くことはもちろん、十分な手間隙を掛けなくてはいけないのです。

探偵社は、悪徳であったり、詐欺的であったりと悪いイメージが先行する業界です。実際、詐欺を働こうと思えば比較的簡単でしょう。秘密を知ってしまう特殊性を持っているため、それを利用して恐喝するような悪徳業者は多いようです。実際、ニュースでも報道されています。そのようなところと同一視されてしまうことは悲しいことですが、イメージが悪い業界であっても、きちんと仕事を遂行し、地道に案件をこなしていくことで、信頼は生まれるのではと、当社は考えております。

当社の特徴と実績

マスコミとのパイプを生かした独自の手法や、オリジナルの『友達工作』、『結婚サポート工作』、『別れたい工作』など、当社が発案したものは多数あり、成果を挙げています。そこで当社の特徴や実績の面からも”優良な探偵社の在り方”とはどのようなものなのかについて言及してみます。

自信には根拠がある

  • 依頼人からのクレームが無い
  • 訴訟を起こされたり弁護士や警察が介入したりといったトラブルが無い
  • 消費者センターから電話がかかってきたりといったトラブルが無い

上記は、弊社が看板を掲げてから、一度たりともなかった実績です。また、前述のように、工作は、人間が介在する以上、100%必ず成功するものではありません。成功したケースなら問題はないでしょう。しかし、希望通りにはならなかったケースの場合、どのように進めてきたか、どうフォローしていくかが重要になってきます。

当社の場合、そうしたケースであっても、感謝の言葉を頂けることが多いです。むしろ依頼後も、いいお付き合いをさせて頂いている方も複数いらっしゃいます。さらに、本人の工作はうまく運ばなかったにも関わらず、友人を当社に紹介するケースもあります。その理由はもちろん、依頼人の気持ちは本人にしかわかりません。しかし、ひとつだけ言えることがあります。それは、常に依頼人の立場で考えることで、依頼人との信頼関係がしっかりと構築していることにあると思います。

感謝の言葉は信頼の裏付け

依頼していただいた以上、少しでも状況が良くなるように努力するのは当たり前のことです。しかし、それだけではなく依頼人に対して今後に向けた適切なアドバイスを提案するなど、コンサルタント的要素も加味して進行していくことを当社は心がけています。

「依頼したことで、性格が前向きになった!」
「考え方が変わって楽になれた!」
といった感謝の声を頂くことが励みにしています。またこうした声は当社の姿勢が正しかったことを証明しているとも言えるでしょう。

他方、依頼を決めるまでのプロセスにおいて、依頼人の心的負担をいかに軽減できるかということも、考慮しなければなりません。気軽に相談できる環境作りは探偵社を運営する以上、基本として掲げる理念であると当社は考えております。

依頼人とのトラブルは未然に防げる

「そんな話は聞いていない」といった行き違いが双方にあった。
成功すると豪語されたから期待していたのに成功しなかった。

大抵、依頼人とのトラブルは上記のようなことが原因で起こっています。たしかに、営業担当者と実際に動くスタッフが分かれているところは多く、とくに大手であれば、通常は部署分けされているでしょう。

営業担当者と現場担当者が完全に別行動をする場合、間に入る人の数が増えるのは必然です。伝言ゲームのおかげで依頼人の意図が正確に伝わらないケースに陥る場合があります。

依頼人の意図を関係者全員が性格に把握していれば問題はないでしょう。しかし関係者間に食い違いが生じると報告が歪んでしまうのです。当社は、相談を受けた人間ができる限り現場に同行し、依頼人の意図が曲がって伝わらないようにチェック体制をきちんと整えています。

担当者だけではなく、スタッフ全員が案件を把握しており、より多くの意見を集めて有効な手段を採用。また工作員といえども調査の段階から参加させています。つまり、調査のできない工作員は存在しないのです。

調査の段階から、どこで接触すればいいかなどを判断ができるような工作員を揃えることで、より高い効果を上げるシステムになっています。

より深い信頼関係構築のために

工作はデリケートなものです。そうでなくても、担当者と連絡がつかないという事態は、一番、依頼人を不安させることでしょう。そこで、当社は、すぐに返事を返すように心がけています。また、面談時には基本的に男女2名で対応。男女それぞれの視点から状況を分析し、意見や方向性に偏りが出ないようにするためだからです。一方で、男性には話しづらい、女性の意見を聞きたいなどの要望があった場合には、しかるべく対応をしております。気軽で相談しやすい環境作りは元より、依頼人とより深い信頼関係を構築するためにはどうすればいいかを常に考えて業務を行っているのです。