担当者の知的レベルを確認しよう

別れさせ屋や探偵業者に相談をするときは、まずはメールか電話がほとんどだと思います。そのときには単なる料金システムや進め方などの理解に集中するのではなく、相手の説明能力、文章力、ボキャブラリーの豊富さなどに目を向ける必要があります。とくにメールについては、それが顕著に表れます。電話であれば多少ごまかしもできますが、文章力についてはどうしても担当者の知的レベルが出てしまうのです。誤字脱字だけでなく言葉の言い回しや表現力、文章の構成、そして返信スピードなどを確認することで、能力の見極めができるのです。

相談者はほとんど何も分からない状態で相談するケースがほとんどです。そのような相談者に人の心を扱い、あらゆる展開が考えられるものをメールで説明することは実は意外と難しいことなのです。相談者の人が理解しやすいよう例え話や比喩的表現で細かく文章で説明したりすることも必要で、これらの点に注意しながら、担当者とのやり取りをお勧めします。

対象者がどのような職業であろうと知的レベルがかなり高い人間であろうとも対応していかなければなりません。メールのやり取りで稚拙な表現ばかりであったり説明能力に疑問を感じたのであれば、どのような良い話であったとしても要注意です。何も難しい言葉を並べているのが良いということではありません。複雑で難しい言葉ばかりを使用して、相談者が理解できなければ全く意味がありません。重要なのは、相談者それぞれに合った言葉や説明をすることなのです。そうすることで、相談者のストレスはなくなります。

弊社には一流と言われている大学を卒業している学歴のスタッフもいます。しかし、多少関連性はあっても一流大卒=説明能力、文章力があるとは言えません。弊社の代表は出版業界出身ですから、これらに関しては、かなり厳しく指導をしています。

電話でのやり取りについては、より詳しく説明してくれるかみてみましょう。素朴な疑問をぶつけたときに、「プロだから大丈夫です」と言ったような事実の裏が取れないような漠然とした回答で逃げないかどうかです。スポーツ選手のようにプロとアマとの基準が明確にあるようなものではなく、そのボーダーも曖昧なもので、それで納得してはいけません。「問題が起こったことはありませんか?」という問いに「弊社では今まで問題が起こったことはありません」と答えるのもよくありません。なぜ自分の会社が問題が起こっていないかの理由を挙げて説明を同時にする必要があるのです。知的レベルを見極めましょう。