工作員となぜ会うことができないのか?

工作員となぜ会うことができないのか

工作員と直接会いたい、どんな人か見たい、自分の持っている情報を伝えたい、とおっしゃる方は時々いらっしゃいます。しかし、弊社ではそのようなご要望に対しお断りしております。なぜなら、それが工作にマイナスに働くことはあっても、プラスに働くことは滅多に無いからです。

客観的に見た対象者像

別れさせにせよ、復縁工作にせよ、対象者やその関係者は、依頼人様とかかわりのあった人であることが大半です。対象者と別れてしまったが復縁したい。対象者に新しい交際相手がいるから別れさせてほしい。など、依頼人様が対象者のことをよく理解していなかったために、現在の状況が作り出されているのです。

もちろん依頼人様からいただく情報は参考にはさせていただきますが、これを100%念頭に置いて行うといったことではありません。人と人で完全に理解しあうことは出来ないため、どうしても部分的に見て相手の性格などを判断してしまうものです。

そのため、依頼人様が「こういう工作員でなければ上手くいかないと思う」「こういう方法が対象者には良いと思う」といった内容が全くの的外れであることも少なく無いのです。私達は、客観的に見た対象者像から判断し行っていきます。 そのため、工作員に会う、選ぶ、話すといったことはお断りしております。

成功を考えると

また、継続していった場合、最終段階に近づいてから対象者と依頼人様と工作員の3人で会うといった状況も考えられます。その場合、工作員とは全く知りえない他人でなければいけないのですが、既に面識があると会話や態度に不自然さが表れ、疑われてしまう恐れがあります。

もちろん依頼人様はそんなつもりはなく、初対面としてふるまうわけなのですが、いくら演技をしたところでばれてしまう可能性というのはあるのです。少しでもリスクが生まれる可能性があるならば、本当に面識が無い方が、上手く進むと考えられるでしょう。成果を考えるのであれば、接点を持つのはやめた方が良いと言えます。

プロである社員

さらに、弊社のスタッフは全員正社員です。対象者と接する際は、工作員用の名前を用いて行っていきます。つまり、本名とは異なるのです。

これは探偵社が工作を行っているということが対象者にばれてしまわないためにとっている方法ですが、もし依頼人様が工作員と会ってしまうと、名前や顔を知ることとなります。

どんな会社でもそうですが、会社として社員を守るといった義務も当然あり、また現場や依頼中、依頼終了後に無用なトラブルを起こさないためにも、架空の存在として認識していただきたいのです。その代わりに担当者が窓口となり伝えることは可能です。

しかしそれでは実際に行っているのか、本当に適当なスタッフがいるのか不安に思う方もいらっしゃるでしょう。そのため、後姿にはなりますが、接触のシーンなどで工作員の雰囲気は感じていただけるよう、撮影してご報告しております。

また得た内容については、文章におこしてご報告いたします。会話内容から現在どのような状況なのかということもわかっていただけるでしょうし、メールのやりとりは画像でお送りします。

工作員の所感や、これを受けての担当者からのアドバイスなども行っております。このように必要とされることは行い、それ以外の部分で余計なリスクを生じさせない一手なのです。以上の点をご理解いただければと思います。

弊社では、どのような対象者でも対応可能なように、各年代、各性別、また色々な雰囲気のスタッフを揃えております。対象者に適した工作員は、依頼人様の希望をお聞きした上で、弊社側で選別することとなりますのでご了承ください。