別れさせ屋の選び方 – 提案内容から読む

業者の選び方 悪徳業者も多いのね

別れさせ屋を行う業者は多くありますが、選び方として何を基準としたら良いかわからないという声が多数聞かれます。
相談者目線で考えると、ポイントは以下になるようです。

  • 料金
  • 成功率
  • アフターケア

三大ポイントとしてはやはりこれらが挙げられるでしょう。
依頼者からすれば、別れさせ屋の料金は安い方がいいに決まっています。
別れさせ屋の成功率はもちろん高い方が良いでしょう。
アフターケアを長くやってくれるほうがお得で親切な気がします。
しかしここが落とし穴なのです。
すべて中身と質が伴っていなければ全く意味がないのです。ちょっと角度を変えて、業者目線で考えてみると、なぜなのかが見えてきます

料金が安い方が良い?

料金が安い方が良い?

例えばA店とB店で同じ商品を売っていたとします。A店では100円。それに対してB店では200円です。金額だけ見れば当然A店で購入するでしょう。
しかし実際に買ってみたら、A店の商品はすぐに壊れた。しかしB店の商品は問題なかった。それであれば、200円払ってもB店で買えば良かったということになりますが、後の祭りです。いわゆる「安物買いの銭失い」というやつです。
形があるものでさえ、このようなことが起きるのです。まして別れさせ屋は無形の人の気持ちというものが関わってくるのです。

もちろん、全てが全てそうだというわけではありません。しかし値段を下げればお客が飛びついてくれるというのは間違いありません。業者が同じ手間暇をかけて提供すれば赤字になってしまいますから「多少品質は妥協するしかない」という発想になるでしょう。
ですから、利用者が一度立ち止まり、この値段に見合う内容になるかどうか?を事前に吟味しなければならないのです。納得できる内容であれば、安い方が良いでしょう。ただ料金を削ることばかり考えると、後々後悔することにもなりかねません。

質が事前にわかれば吟味のしようもありますが、素人が外から見ただけでは判断できないことも多いです。高ければ質が保証されているというわけでもないため、難しい部分だと思います。
吟味するポイントについてはこちらをご覧ください。→ 業者を選ぶ際の注意点

成功率が高い方が良い?

成功率が高い方が良い?

「成功率は90%です!」「このケースであればまず成功しますよ!」別れさせ屋にそう言われれば、相談者の方も安心して別れさせ屋を依頼できるでしょう。
でも、ちょっと待ってください。その発言に根拠はありますか?
「経験則です」「当社の過去のデータからです」と言われてしまえば、「そういうものなのかな」と思ってしまいがちです。
しかしそこが落とし穴です。業者の殺し文句なのです。

逆に「経験則で」お話しさせていただくのであれば、例え似たようなケースであっても、同じ様にことが運んでいくなどと都合の良い話はありません。
対象者の性格も周囲の状況も違えば、そもそもの関係性や情報量も違う。実施日の季節や天候も違うでしょうし、接点を持てるポイント、話した内容など全てが異なります。
このようにその場その場で決まってくるような不確定な要素に左右されることが多いため、一概に「このケースならこうです」とは言えないのです。

「こういった方法が適している」という判断は可能ですが、それにより「成功率が何%」という数値まで出すことは、ご相談いただいた時点、つまり不確実な部分が多い時点では、不可能なのです。
逆にそれを告げることができるというのは、はったりや営業文句であるか、もしくは根拠のない自信です。一つの可能性として「これまでの統計をとれば成功率はこのくらいでした」という話であればわかります。ただそれなのであれば、その数値を自分のケースに当てはめて考えてしまう相談者側に責任があるでしょう。
あなたの案件が、難しいのか簡単なのか、スムーズにいくのかそうでないのかは、進めてみなければわからない部分なのです。
その数値だけを頼りに工作を進めていくことほど、愚であることはないでしょう。またそもそも「成功」の定義が業者により違います。
依頼者目線の「成功」率で考えると、各段に数値が低下することも頭の隅に置いておいてください。

アフターケアを長くやってくれる業者が良い?

アフターケアを長くやってくれる業者が良い?

アフターケアがあるかどうか、また無料対応してくれるかどうかというのも一つの目安です。もちろん業務をきっちり遂行してくれるのであれば、アフターケアが充実しているのは大きなメリットでしょう。しかし、成功しなかったらアフターケアも何もありません。

アフターケアが別れさせ屋終了後いつでも無料だという業者があるのであれば、依頼しないほうがいいでしょう。なぜなら、通常、年数がたつごとに成功した案件は増えていくものなのです。
その全てにアフターケアをつけていれば、年数を重ねるごとに業務が増え、業務が回らなくなることでしょう。いつまでも依頼者の情報を抱えていることにもなり、探偵業法的にも問題が出てきます。
「別れさせ屋が成功した場合、その後の復縁防止の保証があります」というところも同じです。復縁したかしていないかをずっと見張ることはできません。
「復縁してしまった場合に再度の別れさせ屋対応が無料」というのであればわかりますが、復縁しないようにするというのは常に状況を確認しておかなければいけないのです。そんなことをボランティアで業者がするでしょうか?
そもそも別れさせ屋として成功しなければ、このアフターケアは必要にはなりません。つまり、抱えている案件の殆どが成功しなければ、業者としてはいくら依頼者に有利なアフターケアを提示したとしても、痛くもかゆくもないのです。またそれを提示することは詐欺でもなく、契約に繋がりやすくなりますので、業者にとっても嬉しい話なのです。

アフターケアに関して、業者目線で見てみましょう。
どの程度が「対応できる範囲」なのかを客観的に考えることができれば、誇大広告にも気づくはずです。

本当の「依頼者のことを考えた別れさせ屋」とは

見極める上では、報告とキャンセル。この2つが重要です。

  • 報告は口頭なのか、メールなのか、電話なのか。そして画像はちゃんと添付してくれるのか
  • 不測の事態が起こった時にキャンセルはできるか。またキャンセル費用は法外ではないか

報告は業者の義務ですから質も含め、しっかりと確認しましょう。 そして何があっても返金なしというのは、業者にしかメリットがありません。工作は時間が掛かります。途中で不測の事態がおこることは珍しくありません。業者もそれは把握しているはずで、依頼者のことを考えるのであれば、その時に返金できるような制度にしておくのが当然の対応ではないでしょうか。

探偵社が行う別れさせ工作とは