復縁屋

女には裏の顔がある!?

女には裏の顔がある!?

これまでに「元カノと復縁したい。」というご依頼をたくさん受けてきました。その工作をしている中で、依頼者様が知らなかった元カノの本性が発覚!なんてこともしばしば。
たとえ長年交際していても、彼女の全てを知っているとは限らないのです。女って怖いなぁって、女探偵の私でもありますからね(笑)

たまに「彼氏がいなかった期間がない。」って豪語する女子っていますよね。それを聞いて、この人モテモテなんだなぁって普通は思うかもしれません。でも復縁屋の私はこう思います。コイツきっと小悪魔だ!と。
だって彼氏がいない期間がないってことは、二股かけている時期があるってこと。今の彼氏と付き合っていても、次にいい男がくれば乗り換える…。なんなら今彼はキープだったり一人にならない保険だったりする。
まさに小悪魔。っていうか、男性にとっては悪魔かもしれませんね。

なぜ別れの理由を偽るの?

ここで復縁屋工作で出会った小悪魔女子のお話を1つ。それは20代男性からの復縁依頼でした。
元カノはやりたい仕事があるからと、当時地元で交際していた彼を残して上京しました。彼には「1年後に帰ってくるから、その時は結婚しようね。」と言っていたそうです。しかし、上京して3ヶ月。彼女は彼への気持ちが冷め始めました。なぜなら他に好きな男性ができたからです。
しかし彼女はすぐに別れを切り出しませんでした。彼との約束は、地元の友人達も知っていたからです。自分のイメージが悪くなるのを避けたのでしょう。
彼女がとった行動は、仕事が忙しいからと徐々に彼へのメールを減らすというものでした。そして次に「貴方のこと大切に思っているけど今は仕事に集中したい。」と地ならしをし、「いずれは地元に帰るから、その時お互いに恋人がいなかったらもう一度付き合おう。」と、新しい男性の存在を隠したまま彼に別れを告げました。
依頼人様は、元カノの仕事を応援するため身を引きましたが、やはり復縁したいと弊社に依頼してきたのです。

元カノの本音を探るべく接触した私。そこで新しい彼氏の話やことの経緯を聞き出し、小悪魔っぷりを確かめました。
彼を期待させてひどいなぁと思いながら、私は工作中に彼女に聞きました。「なぜ、本当のことを言って別れないの?」って。キレイごとを言って、後々しつこく復縁を迫られ厄介なことになる可能性だってありますからね。すると彼女は「いい印象を残しておいた方が、何かあったときに頼れるから。」と笑顔で答えたんです。
これまでも交際相手とは縁が切れないようにしてきたそうです。上京するときも、別の元カレを頼りにしたそうな…。
これを聞いた私は、ひどいを通り越して、ちょっと感心しちゃいました(笑)

諦めることになったけど…

結局のところ、この復縁屋工作の結果がどうなったかというと…依頼者様は彼女の二股を知って落ち込み、さらには彼女が新しい彼とスピード婚をしたこともあって、途中で工作中止を希望され、幕を閉じました。
依頼者様には元カノのことは忘れて、幸せになってほしいと切に願いました。そして小悪魔な彼女はまたいつか同じことをするのでしょう…。

工作の中で新たな真実が明らかになることは多く、それが依頼者様にとって受け入れ難い事実だったりします。そのため今回のように、依頼者様が本当のことを知り、諦める形で工作が終了することもあるんです。
気持ちを切り替えるのって簡単ではないと思います。
それでも「これを機に前に進みます。」「本当のことを知ることができたので工作をやって良かった。」と、ポジティブな言葉をいただくこともあります。
復縁成功と同じく、これも復縁屋冥利につきるときですね。