復縁屋

復縁はとても難しいと思われた事例

復縁はとても難しいと思われた事例

元恋人と復縁できる見込みとか確率とかってよく聞かれるんですが、それは神様以外分かりません。確実に復縁できる方法や確率何%とか分かれば、私たち復縁屋も苦労しないもの。
ただ人の気持ちが変わる事はこの目で何度も見てきています。
復縁屋に寄せられる相談には、別れたときにヒドイことをしたとか、しつこくすがってしまったとか、普通の人なら聞けば聞くほど復縁は難しいかも、って思うケースも多いです。しかしだからといって無理とは限らないのが人間というもの。難しいと思われるケースでも、成功した例があるのは確かなんです。
下記では復縁屋工作の成功した事例をご紹介したいと思います。

5年間交際した彼女に逃げられてしまった男性からのご相談。
二人は同棲もしていて結婚まで秒読みだったそう。依頼者様は彼女さえいれば何もいらないと言っていました。また彼女は自分がいなければ何もできない、自分が支えなくては、と常々考えていたそうです。
凄くステキな考えですが、もしそれを彼女に押し付けていたなら、アウトです。人って何かに依存してしまう生き物ですけど、その反面、どこかで「自立しなきゃ」って意思があるものです。依頼者様の愛情は、後者を後押ししてしまったと思います。
「彼は私に尽くすことで、逆に私に依存している。私は息が詰まる思いだった。」後々の工作の中で、彼女が工作員に向けて発した言葉です。

羽ばたいた鳥をカゴに戻すには…

依頼者様は別れてすぐ私たちに相談してくれました。とりあえず、今彼女に連絡するのは控えるようアドバイス。
彼女は籠の中の鳥だったわけで、ようやく外に逃げ出すことができたのです。そのうち、餌が欲しくて戻ってくる可能性はあります。
そのときの道案内役が私たち復縁屋だと言うと、依頼者様は理解してくれました。

復縁屋工作はトントン拍子に進み、彼女との連絡先交換は成功。ただ、彼女と工作員が会う時間はほとんどありませんでした。
彼女はダブルワークを始めていて、昼間はマッサージ店でアルバイト、退勤後は知り合いのネイルサロンを間借りしてエステを開業していたのです。プライベートで会う約束を取り付けるのはとても難しい状況。ですが依頼者様は、彼女の状況を知れたことでまずは一安心していました。
現状を知った私たちは作戦を立てます。
新しいことに挑戦していて輝いている彼女ですが、いつか道に躓くときがくるはず。3ヶ月間、彼女のエステに通ったり、やりとりして彼女の様子を探る工作を行いました。

じっくりと機を待つのです

そこでわかったことは、サロンには新規のお客はほとんどいなく、ネイルの顧客を紹介してもらっていたり、たまに知人が訪れる程度ということでした。工作員はそのことを鋭く彼女に突っ込みます。
彼女の表情は一瞬強張りましたが、実は…と事情を話し始めてくれました。
自立したい思いに任せて半端な覚悟で開業したこと、広告を出す経済力もなければ、今は精神的肉体的に余裕がないと話していました。機を待った甲斐がありました。
彼女が誰かにすがりたいときこそ絶好のチャンスです。このタイミングで依頼者様に彼女に連絡を入れるよう促しました。挨拶程度のものでいい、彼女が自分から頼りたいと言うまで、依頼者様から手を差し伸べるなと忠告しました。
そして結果ですが、彼女はいとも簡単に自分から依頼者様の元に帰っていったのでした。

元彼、元彼女と復縁したいと思うとき、「冷却期間を空けることが鉄則」みたいなこと、よく聞きますよね。でも相手の状況を知らずに期間をあけたところで、復縁できる方法は見いだせません。
その間にスパイ役、協力者を送りこむことが実は重要。自分磨きして、なんとなく一ヶ月くらい距離置いて、そろそろ連絡してみようかな、とかって自分本位の考えです。
相手が今、何を思っているのか、それを知っておかなければ、復縁のために行っている努力は虚しい一人相撲になっちゃうのです。