別れさせ屋工作

リア充は情報が豊富!?

リア充は情報が豊富

現実(リアル)の生活が充実している人のことを“リア充”と言いますよね。
そんなリア充達の必須アイテムは、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムといったSNSです。日々の出来事を投稿することで、リア充ぶりをアピールできるツールですね。
調査対象者がリア充だった場合、SNSで私生活を公開している確率は高いのです。

別れさせ屋工作を行う上で、尾行や張り込みを行い対象者と友達になるというプロセスは避けては通れません。
SNSで対象者の行動予測ができれば、確かに調査日時は絞りやすい。対象者の趣味嗜好や性格がなんとなくでも分かれば、別れさせる方法を模索する上でヒントになるかもしれません。
そこで、何か手がかりになるかも!ということで、依頼者様からリア充対象者のSNS情報をいただくことはしばしばあるのです。
「彼は友達が沢山いて、フェイスブックのコメントは常に100件。だから彼とは友達になるのは簡単かと思います。」
「彼女の日常生活の動きはツイッターでいつでも予測できるんです。」
こんな言葉と共に…。

SNS情報と現実のギャップは工作期間に影響を及ぼすことがある

でも経験上、SNSでの行動を示す投稿やそこから見える人物像は、あまりあてにならないことを私たちは知っています。
過去の出来事をあたかもリアルタイムのように投稿している対象者がいたり、SNS上ではパリピのように見えた対象者が、接触したらとんでもない人見知りだったってこともありました。
この手の情報に何度振り回されたことか…。
毎日自分の生活を投稿している人にとっては1日でもそれが欠けるとリズムが狂ってしまうのでしょうか。
他にもこんなことがありました。
「彼のツイッターに午後から○○でランチするって書き込みがあったので、自宅に急行できますか?」
依頼者様からの要望を受け、急遽現場に向かった私たち。しかし何時間経っても対象者は出てこない…。
暗くなるまで張りこんだところ、煌々と光る部屋の明かりを確認。対象者在宅です。
「なぜそこで嘘をつく!」って、対象者に突っ込みたくなることもありました…。

このようにSNS情報は100%信じられるものではありませんから、事前の手立てとして成立しません。また、計算して自分のプライベート情報を操作している対象者もいました。
「休日は家でまったりしたい。でも友人に誘われたとき断るのが面倒だから、敢えてSNS上で予定があるような投稿をすることがある。」
これは実際に工作で仲良くなった工作員が、対象者から聞いた話です。こういった情報に依頼者様が踊らされたことで、結果的に別れさせ屋工作の期間が延びてしまったというケースはありました。

別れさせるために、まずはリアルを要確認

基本的に私たちが信用しているのは…実際に調査してわかったこと、対象者から直接聞いた話です。これらを基準として別れさせる方法を見出していくのです。
ただ、別れさせ屋工作でSNS情報が役立っているのは確かなので、対象者の必要情報の一つとして、必ずお聞きしています。
なぜかというと、対象者の容姿や持ち物、自宅などの画像が豊富にあるからです。趣味なんかも事細かに書いてありますしね。
私たちはそれらを参考にして調査したり、起用する工作員の設定を考えたりしているのです。

ところでリア充のSNSは自撮りが多く、アップから引きまで様々なカットの宝庫です。
そこで注意が1つ。インスタグラムなんかは盛り盛りで加工してある顔写真が多くて、実物と全く違った、なんてことがよくあるのです。
画像も嘘をつく時代なんですよね…。