復縁屋

探偵になるために

探偵になるために

うちに入社してきた新人A君。
A君はもともと探偵に憧れていたそうで、最初は探偵学校に行こうとしていたそうです。というか、そこに通わなければ探偵にはなれないと思っていたみたいです。
しかし探偵についていろいろと調べるうちに、お金を払って学校に通うより探偵になった方が絶対いいはず、と気付き探偵社への面接を決めたそうです。そして復縁屋工作を行う業者の存在を知ったA君は「世の中にこんなサービスがあるのか!」と感動し、さらに探偵になることへのモチベーションが上がったのです。

ちなみに探偵になるために、特別な資格や免許は必要ないです。学校に行けばそれなりの知識や技術は習得できるかもしれませんが、リアルな現場に入ることはできません。授業料もかかります。そして就職が約束されているわけでもないそうです。
探偵の私から言わせてもらうと、A君の判断は正解だったと思いますね。

新人A君から教えてもらったある会社の実態

君は何社か面接に行っていたみたいで、各業者の営業方針や会社規模、給料の違いを教えてくれました。
大手と呼ばれるところは大体「株式会社」を設立した上で営業していますが、中には副業や個人で探偵社や工作をやっているところもあります。
ある個人でやっている業者にA君が面接に行ったときは、自宅のリビングに通されたそうです。「株式会社だから、しっかりとした探偵社なんだろうなと期待したら、おじさんが1人でやっていてびっくりでした。」とA君は話していました。
給料は月給のところもあれば、完全歩合制もあるそうです。時給や日給でのアルバイト募集や、工作員のみ急募ってところも多かったらしいです。

A君がうちを選んだ理由は、「株式会社」として営んでいる、調査だけじゃなくて、復縁屋工作を行っているから、とのこと。そしてアルバイトじゃなくて社員として働きたかったからだそうです。
うちはアルバイト募集は一切行っていないので。
そしてA君は各業者のHPを隈なくチェックしていて、自分が工作を依頼する立場だったらどの業者を選ぶだろう、ということも考えていました。
うちについては、「マスコミ取材回数業界NO.1とか、稼働した分しか調査料金がかからないところが魅力的だった。」「探偵とBARの融合が斬新だと思った。店舗があって、直接スタッフを見に行けたり、探偵話を聞けるので信用できる。」と言っていました。
手前みそのお話でアレですが、A君の真面目な意見です。
また、面接時は自宅に通されることなく、事務所にいた社員を複数人見られただけで安心したと話していました(笑)

復縁屋や探偵社の裏話

探偵業は、個人法人問わず、公安委員会に探偵業の届出を提出すれば、誰でも営めるのです。もちろんたった1人でも。
つまり「社員ゼロ」「事務所無し」でも探偵社として成り立ってしまうのです。
探偵社や復縁屋のHPの会社概要には、届出住所が記載されていますが、グーグルのストリートビューでその場所を確認すると、おんぼろアパートが出てきたり、一戸建てが出てきたり、時には倉庫だったりと、信じられないようなところが事務所だったりします。
うちみたいに法人として営業しているところは他にも沢山ありますが、その業者が一見しっかりとした会社っぽく見えても、実際に事務所に行ってみないとその実態はわからないものです。

真面目なA君の観察眼はなかなか鋭く、探偵としてセンスありです。うちは探偵学校よりも厳しく濃い研修をみっちり行います。
これからビシビシしごくのが楽しみです♪