コラム
京都府京都市の復縁事例

依頼者様と彼女は社内のテニスサークルで出会い交際に至りました。
出会ってからすぐに同棲、その期間も長く、事実婚のような状態が続いていました。
依頼者様は離婚を経験しており、結婚より今の関係や生活に心地よさを感じていたそうです。
しかし、交際3年目を迎えたころ、彼女が結婚を望んだことで二人の関係に徐々に歪みが生じてしまいました。
その時に初めて互いの価値観の相違に気づいたとのこと。
話し合いをしたが、彼女は将来を考えてくれないのなら別れたいと言い、一方的に出て行ってしまいました。
その後も一度は電話で話したものの、互いに譲れず話し合いは平行線。
彼女はサークルに参加しなくなり、元々別の部署だったため顔を合わせる機会も無くなってしまったそうです。
依頼者様にとって彼女のいない生活は想像以上に耐え難い日々でした。
そんな折、メディアで弊社を知り依頼を決意されました。

工作で見えた彼女の気持ち

彼女が実家に戻っているのか、新しい部屋を借りているのか情報はありませんでした。
そこで、退勤時中京区の勤務先から調査を開始し、今の居場所特定と、工作員による接触を目指しました。

彼女は勤務先を出て私鉄、路面電車を乗り継ぎ山ノ内駅で下車。
接触のチャンスを期待したが、彼女はどこにも立寄ることなく、10分ほど歩いた先の一軒家に入っていきました。
そこは、依頼者様から事前に聞いていた彼女の実家でした。
休日、実家から調査開始。
実家には車と自転車があったため、両方を用意し調査に臨みました。
昼前に彼女の運転で両親も車に乗り込み、5分程でショッピングモールに到着。
モール内で彼女らは食事をしたり、三人で動くことが多く接触のチャンスは無いかのように思われました。
しかし、辛抱強く様子を見ていると、彼女が1人でスポーツ用品店に入りました。
そこで同性工作員が接触、きっかけは、彼女が見ていたテニスラケット用のグリップテープです。
工作員もテニスの経験があったので、彼女から工作員にオススメの商品を聞く場面もありました。

二度目の接触の機会は退勤時に訪れました。
山ノ内駅から徒歩5分程度のスーパーに寄ったところで、彼女の方から「あの時の」と声を掛けてきました。
工作員がオススメした商品の使い心地の感想やテニス談義で盛り上がり、工作員が連絡先交換を申し出ると、彼女は快諾してくれました。

その後、彼女と工作員は交流を深めました。
工作員は彼女が語りやすい流れを作り聞き役にまわると、徐々に本音を口にし始めました。

彼女によると、 勢いで彼の家を出たことで意固地になってしまったが、とても後悔している。
彼が結婚という形式に抵抗があるのは理解していたつもりでいたが、いざ断られてしまうとショックが大きかった。
彼もあれ以来連絡をくれないので、もう愛想を尽かされてしまったのだと思う。
気まずさから社内のテニスサークルにも行きづらくなってしまった…。

彼女は時折涙ぐみながら話し、依頼者様への気持ちが窺えました。
テニス=彼との思い出、工作員と出会った日にスポーツ用品店にいたのも、彼のことを考えるうちに自然と足が向かっていたのだそうです。
工作員は彼女を気遣いつつ、話に耳を傾け続けました。
そして、彼ともう一度話し合いの場を設けたらどうかと彼女にアドバイスしたところ、表情がだんだんと明るくなり、次第に笑顔を取り戻したようでした。

互いの思いを知り、復縁へ

後日、依頼者様と彼女それぞれから復縁したと連絡がありました。
きっかけは、彼女から依頼者様への連絡です。
依頼者様は、工作を通して彼女の気持ちを知ったことで、結婚を前提に交際を続ける覚悟を決めたのだそうです。
一方の彼女は、一人で悩んでいた時間が嘘のようだと、今は幸せに過ごせていると工作員に感謝の気持ちを伝えてきました。
工作の目的は達成されましたが、工作員が急に姿を消すのは不自然です。
数ヶ月様子を見て、工作員が遠方への転勤が決まったことをきっかけフェードアウトしていきました。

工作は、ご依頼のタイミングによって結果が大きく左右されることがあります。
後悔のないよう、思い立ったその時に是非弊社にご相談ください。