別れさせ屋工作

別れさせ屋の海外事情

別れさせ屋の海外事情

弊社は国外での別れさせ屋工作の依頼も対応しています。やっていることはいつも通りの工作と変わりないですが、舞台は海外。
メリットもあればデメリットもあります。
まずデメリットの一番は、何といっても交通費ですね。
韓国や台湾といった近場のアジア圏であれば、それほど悲観的になる必要はありません。往復の旅費は、北海道や沖縄出張とさほど変わりません。ホテルやタクシー代なんかは日本より安いですから、トータルすると費用はほとんど変わらない場合もあるんです。あとは言葉の問題もありますが、対象者が日本人ならば関係なしです。

対象者が一時的に海外に滞在しているというパターンであれば、多少交通費が割高でも海外での工作をオススメします。
なぜかと言いますと、海外での出会いには付加価値があるからです。日本人同士という仲間意識がすぐに芽生えるため、連絡先交換のハードルが低いのです。
これが海外工作の大きなメリットの1つ。
ここまでを海外で進めておいてメインの工作は帰国後に…とすれば、交通費を抑えることができるのです。

シンガポールでの出会い

ここでシンガポールが舞台となった、別れさせ屋の工作例をご紹介しましょう。
「ある夫婦を別れさせたい」という男性からのご依頼でした。
対象者となるメーカー勤務の夫は、シンガポールに駐在中。その間に工作を始めることになり、私たちは現地に向かいました。
現地までの往復の交通費は1人あたり10万円ほど。チャンギ空港までの所要時間は羽田からの直行便で約7時間。
慣れない異国の地ですが、当然のことながら交通機関のICカード、通貨、Wi-Fiや携帯電話など、下準備はバッチリ済ませてのスタートでした。

4泊5日の出張プランでは、接触の機会にも恵まれ、一度の接触で連絡先交換に成功。
慣れない海外で困ったことがある、観光地や穴場スポットを教えてほしい、日本の人だからこそいろいろ聞きたいなど、声をかける理由はいくらでもあります。カジノを教わりたい、現地に詳しい友人がほしい、という口実で連絡先交換を切り出したのですが、あっさりと承諾してくれました。
翌日に会う約束もできたので、現地に滞在したまま1度目の工作も行えました。

帰国を待つより、先手を打つべし

対象者曰く、海外にいると、日本人との交流はほとんどなく、多少はあってもいつも決まった人ばかり。ウマが合わなければ、付き合いを避けてしまうし、かといって現地の人とはそこまで親しくはなれない。
言葉や文化の違いは大きな壁で、最初は良くてもやはり外国人ということでよそ者扱いを受けてしまうのが現実。だから日本人から声をかけてもらえるのは願ってもないことなんだそうです。
日本人同士が集うサークルなんかもあるくらいですから、それだけ現地滞在者は“ニッポン”に飢えているのです。
そういった背景もあって、工作員は声をかけやすいし、連絡先交換も持ちかけやすいのです。
対象者は2ヶ月後に帰国。続きは日本で工作を行えたことから、別れさせ屋工作は予算内に成功を収めました。

このように対象者が海外にいるときの方が、工作がスムーズに行くことが多いです。
日本と海外、どちらで別れさせ屋工作を行うか選べる状況であれば、接触・連絡先交換というハードルを越えやすい海外で行うことをオススメいたします。
但し、アマゾンの奥地やアフリカの内戦地帯の場合は、日本に戻ってきてからにしましょう…。