別れさせ屋工作

別れさせ屋って法律的に大丈夫?

別れさせ屋って法律的に大丈夫?

別れさせ屋の存在は年々世間に知れ渡りつつあるものの、法律スレスレのことをやっている、というイメージを持つ人が多いようです。
実際は別れさせ屋の工作自体は、全く違法にはあたりません。
探偵業の届出を出している業者が、違法行為をせずに調査・工作を行うならば何の問題も無いのです。
過去には違法行為を行った探偵業者もありましたが、すぐに警察に摘発され処分を受けています。また違法な手段を講じて工作を行うとHPで喧伝している業者が見られますが、この手の一部業者のせいで別れさせ屋が違法だと誤解されているのかもしれません。

また、工作員がターゲットと肉体関係を持つ、いわゆるハニートラップが唯一の方法だと思っている方もいます。テレビやドラマの影響が多分にあったり、過去に一部の業者が過激な方法をアピールしたため、別れさせ屋はハニートラップを行うものとだと勘違いされているのです。実際にはたくさんある方法の1つに過ぎません。ただし対象者と肉体関係を持つことは法的に問題があるためハニートラップといってもそこまで行うわけにはいきません。恋愛的な駆け引き止まりまでなのです。
つまり真っ当な業者であれば、肉体関係を持つようなことはまず行いません。
くだんの一部業者も単なる営業トークとして話すだけで、実際には何もやらないのが常です。ハニートラップは依頼者様がイメージしやすく、いかにも効果がありそうに思えます。そのため迎合する形で実施するかのように話す業者が後を絶たないのです。
そもそも肉体関係を結ぶような工作は、誰しもに効果があるわけではありません。別れを決意する要因は人によって異なります。実際には浮気しなくても、そう見せる方法や男女関係のもつれを作り出すやり方はいくつも存在するのです。
そもそも短絡的な方法は相手に警戒心を与え、その後の展開を難しくし、失敗の元になります。そのため異性の存在が有効でもあえて同性の工作員を近づけることから始める場合もあります。
私たち別れさせ屋は、スタッフが役割分担しながら作戦を遂行していきます。対象者に合わせて現実的に能動的に動く。これが別れさせ屋の方法の軸になるものです。 そして対象者の性格や取り巻く環境をしっかりと見極め、方法を検討していくのです。

ハニートラップ以外の違法行為って?

日本の探偵にはアメリカの探偵のような特別な権限は何もありません。銃を持つこともないですし、犯人を逮捕することもありません。権限がない分、知恵を絞って問題に対処していくのが探偵の腕の見せ所と言えるでしょう。
例えば、私有地内での張り込みや撮影はできません。赤の他人である対象者の自動車にGPS発信機を付けることや、部屋に盗聴器を仕掛けることも違法です。
こういったことを行います、と提案してくる別れさせ屋には要注意なのです。

逆に、依頼者様の希望や提案が違法行為にあたることがあります。
たとえば対象者の自宅がオートロックのあるマンションだとしましょう。在宅の確認をするのに、「他の住人と一緒に玄関を通り抜け、対象者の部屋まで行ってほしい」と言ってこられる方がいらっしゃいます。
外からベランダを見て、部屋の明かりがついているか確認するのは問題ないですが、マンション内に入り込むことは、不法侵入にあたるのです。

この業者…ちょっと危ないかも

「探偵社」を名乗る業者は必要書類を揃え、公安委員会に探偵業の届出をしています。
それに対して「何でも屋」「便利屋」などの業者は、届出をせず業務内容も曖昧なことが多く、注意が必要です。
別れさせ屋に必要な尾行や張り込みといった調査業務が行えないため、まともな工作を行うことも難しく、対象者や依頼者様の個人情報を握って悪用するといったトラブルも聞きます。

依頼を検討している業者があるならば、まずは届出書の確認をして下さい。
違法行為やそれに近い方法で工作を行うような業者に依頼してしまうと、依頼者様ご自身がトラブルに巻き込まれ、罪に問われる可能性もあるのです。
そして面談をレンタルオフィスや貸会議室、喫茶店やカラオケボックスでやりたがる業者には要注意です。いつでも簡単に逃げることが出来ますからね。
別れさせ屋工作をお考えの場合は、安全な業者であるかをしっかりと確認しましょう。