どのような行為がストーカーになるのか

電話相談24時間対応 電話番号:03-5324-9876
各種調査一覧

ストーカーの定義とは

ストーカー対策をするためには、まず相手がどういった行為をしてくるのか、またそもそもストーカー行為とは何なのかが分らなければ対策を使用もありません。どのようなものがそれに該当するかまとめました。

ストーカーの定義は「特定の者」に対する「恋愛感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」で、「特定の者又はその家族など」に対して「繰り返してつきまとい等」を行うこといいます。

つまり以下のものはストーカー行為に該当しません。

■不特定の相手に対するつきまとい等の行為。
■恋愛感情などを充足する目的でないつきまとい等の行為。
■繰り返すことの無いつきまとい等の行為。

異性間で「つきまとい」があったとしても、そこに恋愛感情またはその感情を充足する目的でなければストーカーには該当しません。ただの嫌がらせ目的なのであれば、例え「つきまとい等」があったとしても迷惑防止条例やその他法令で規制できますが、この法律で規制できないのです。 逆に同性間であっても、そこに恋愛感情があれば、ストーカーに該当することになります。
「特定の者又はその家族など」とありますが、友人や知人、恋人がつきまとい等の対象となる場合も含まれるでしょう。 「繰り返し」という部分は非常にあいまいなところです。社会通念上、度が過ぎるかどうかで判断される部分となります。

それでは「つきまとい等」とはどういったものを指すか説明いたします。
ストーカー規制法では以下の8つの行為を「つきまとい等」と判断しております。

■つきまとい・待ち伏せ・押しかけ

つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居、勤務先、学校、その他通常所在する場所(以下「住居等」という。)の付近において見張りをし、又は住居等に押し掛けること。恋愛感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で特定人に対し張り込みや尾行などを行うことはストーカー行為に該当します。

ストーカーの事案で一番多く挙げられるのがこれです。恐らく最もわかりやすい行為だからだと思います。そのほかの行為は立件しづらい、また証拠が集めづらいものばかりです。逮捕者がでるのもこれによるものがほとんどです。

■監視していると告げる行為

行動を監視していると思わせるような事項を告げ、又は知り得る状態に置くこと。認識させる、またはほのめかす行為です。事実を伝えるため、電話、メールだけでなく置手紙なども含まれます。相手に恐怖心を与えることが目的なのだと思いますが、これはストーカー行為に該当します。

電話の場合、録音をしていなければ証拠が残りません。置手紙に関しても筆跡などを調べる必要が出てきます。メール等であれば、送り主のアドレスから特定できる場合がありますが、これだけで立件するのは困難でしょう。

■面会・交際の要求

面会、交際その他の義務のないことを行うことを要求すること。復縁を押し迫る等の行為がこれに該当します。要求方法は形式等ありません。義務の無いことを要求することはストーカー行為に該当します。

つきまといや待ち伏せと併用されるケースがほとんどです。待ち伏せた上で要求する。連続して電話をかけて会う約束を取り付けようとする場合が多いです。

■乱暴な言動

著しく粗野又は乱暴な言動をすること。

大声を出し罵倒するだけでなく、自宅前でクラクションを鳴らす等の迷惑行為もこれに含まれます。

■無言電話、連続した電話、ファクシミリ

電話をかけて何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかけ若しくはファクシミリ装置を用いて送信すること。

複数回の一方的な電話、無言電話などがこれに該当します。近年ではあまり使用されなくなりましたが、FAXを使うこともストーカー行為になります。監視をしていることを告げたり、会う約束を取り付けようと電話をする場合が多いです。無言電話の場合、非通知で掛けてくるケースがほとんどなので、相手なのか何段が出来ない場合が多いです。

■汚物などの送付

汚物、動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し、又は知り得る状態に置くこと。

嫌がらせ行為です。これに関してもそこに恋愛感情等があればストーカー行為に該当します。ほとんどのケースに置いて「恋愛感情のある相手」ではなく、交際相手を対象としてこのようなことが行われます。

■名誉を傷つける

名誉を害する事項を告げ、又は知り得る状態に置くこと。

名誉を傷つける行為は名誉棄損だけでなく、ストーカー行為です。多いケースは不倫などの満たされなかった恋愛感情を充足させる目的で行われるケースが多いです。会社等に不倫の事実を伝える、または近隣住民に言いふらすなどです。

■性的しゅう恥心の侵害

性的しゅう恥心を害する事項を告げ若しくは知り得る状態に置き、又は性的しゅう恥心を害する文書、図画その他の物を送付し若しくは知り得る状態に置くこと。

嫌がらせ行為の一つとなります。

以上が「つきまとい等」となります。
これらの行為をされた場合は、ストーカー規制法で取り締まることが可能です。
しかし、この法律は抜けが多いのが現状です。法律が出来たのは平成12年です。施行されてから10年以上主な改正はされておりません。
当時は携帯電話が主流になっただけで、メールやインターネットなどはそこまで一般社会に浸透していませんでした。
今では連絡をするツールが電子メールやSNSを使ったものが主となっております。しかし、それを規制出来ていないのが現状です。

つきまとい等の五つ目に該当する「無言電話、連続した電話、ファクシミリ」とありますが、LINEなどのSNS、電子メールに関しては触れておりません。
つまり、ストーカーがこれらの手段を使ったとしても、ストーカー規制法には該当しません。その他のものに関しても、法律が現代社会に追い付いていないというのが現状です。
インターネット上でのつきまといや監視というのはストーカー行為とはなりません。被害者は相手のアカウントをブロックするか、もしくは閉鎖するか自ら対策をしなければなりません。

このようにストーカー行為といっても様々ありますが、法律が現代社会に追い付いていないという現状があります。殺人事件に発展したケースもあり、それにより法改正の動きが出ておりますが、全てを網羅するというのは困難です。自分の身は自ら守るしかないのです。

少しでも不安なことがあるようであれば、お気軽にお問い合わせください。

無料相談フォームへ

MENUへ