別れさせ屋工作

過去の自分の行いは封じつつも…

過去の自分の行いは封じつつも…

一説では、日本人が生涯で「不倫」を経験するのは全体の約2割と言われています。
但し、ほとんどの人が不倫経験を隠します。その点を考慮するとアンケートで「イエス」と答えた人は氷山の一角である可能性もあり、案外不倫経験者の割合はずっと多いのかもしれません。
最近では、人気女性タレントと歌手の不倫が大きく報じられました。女性タレントは大きくバッシングされ、芸能界休業へ追い込まれる結果となりました。
また、政界でも不倫報道がありましたね。政治家同士という夫婦でしたが、育休を推進していた男性政治家が辞任するだけに留まらず、所属政党の信用問題にまで発展する事態となりました。
今はまさに不倫狩りブーム。
マスコミに注目される人物は、まずは不倫をしているか否かを調べられる始末です。このように大きく取り沙汰される不倫報道ですが、先のアンケート結果を考慮すれば、バッシングしている人達の中にも実は不倫経験者がいる可能性は高いのです。
不倫経験者たちは、辛い経験をしてきたからこそ、今は不倫を否定しているのかもしれませんね。

不倫は別れ方で揉めるもの

ところで不倫が揉めるのは周囲や関係者にバレた時だけではありません。
関係が始まった当初は刺激的で楽しいものですが、交際が続けば関係をはっきりさせたくなるのが男女の性。
特に別れを告げられた側が独身者の場合、「あなたのせいで婚期を逃した」「あなたのせいで時間を無駄にした」などと、責任を求める言葉が発せられることもあるでしょう。
もしも「別れるならば奥さんにメールする」「不倫を会社にバラす」などと言われたら、まさに事態は泥沼です。

実は揉める背景には、不倫特有の事情が含まれています。
特に独身者の場合は、家族はもちろん、友人にも話さない人がほとんどです。批判されると分かっていて、わざわざ打ち明ける人はいないものです。
また、有名人の報道と同様、不倫は話題になりやすい為、周囲に知られることをさける意味もあるでしょう。不倫相手が同じ会社で働くならばなおさらです。友達と恋愛トークで盛り上がったり、会社の同僚に相談したりといったこともできません。
このように通常の恋愛と比べ、不倫は隠し、忍ぶことを強いられるため、いつしか孤独に陥りやすいのです。独身者は家庭のある不倫相手に比べ、格段に寂しいものなのです。
だから終りを告げられた時、さらなる孤独に苛まれる自分を想像し、衝動的な言葉を発したり、行動に出たりするのです。

別れさせ屋が教える不倫相手と別れたい時の2大事項

不倫を最悪な結末にさせないためには、誠意と環境が大事です。
誠意が何かはわかりますよね。
例えば、終りの告げ方1つにしても、LINEやSNSで一方的に別れたい、と言うのはNGです。肯定されない恋愛をしてきた相手に対する気遣いが欠けています。自分の意見だけを言うのではなく、相手の話に耳を傾けましょう。長くなればなるほど相手は浄化していくのです。
次に環境ですが、これは「良き相談相手が不倫相手の側にいるか」ということです。
不倫や交際相手を否定せず、辛い気持ちを肯定してくれる人が側にいるのは心強いことです。誠意は別れたい本人の気持ち次第です。しかし、相談相手は中々簡単にはみつかりません。
なぜなら、前述のように独身者は不倫の事実を周囲に対して隠すからです。私たち別れさせ屋が行う工作では、工作員が相談相手の役を担います。
偶然出会った(設定)工作員は二人の周囲と交流がないため、噂を広めることはありません。その為、当事者も安心して悩みを打ち明けることができます。そして工作員は愚痴を聞きながら、ネガティブな思いを少しずつ解きほぐしていきます。
同性同士で行うケースもあれば、異性工作員が支えとなり、新しい恋に誘導することもあります。
別れさせ屋というより「失恋付き添い人」という表現が正しいかもしれませんね。