復縁屋
結婚相談所や婚活サイトで出会った相手(彼・彼女)と復縁したい

結婚相談所や婚活サイトの制限

近年の晩婚化に伴い、婚活パーティや結婚相談所を利用する人が増えています。
出会いがない、条件に合う人がなかなか見つからない。そういった人のために結婚相談所や婚活サイトがマッチングを行い、最適な人を選び紹介してくれます。
相手の身元が確かであることで安心もできますし、会ってみて結婚を決めるかどうかは自分次第。システム上、同時に複数の人とも交際できますので、結婚相手を選ぶのに慎重に進めていくこともできます。ただ結婚相談所や婚活サイトが仲介に入っていることで、お互い連絡を取り合えないという大きな制限があります。
そのため相手の方と些細な行き違いから別れることになっても、連絡を取って謝ることができません。相手の顔が見えない、目を見て話せない状況というのは辛いものです。結婚相談所や婚活サイトで知り合った彼、彼女ともう一度会って話したい、そして復縁したいという方にとっては、ここがネックになってきます。

連絡不可が関係悪化を防ぐ

しかし復縁にとって足かせとなる直接連絡不可ですが、考え方によってはプラスに働くことがあります。人間関係にひずみが生じたとき、当事者間で話してしまえば、どうしても感情をぶつけあい、さらに関係が悪化してしまうものです。
良好な関係のときには何を言っても許されていたのに、それが悪くなってくると良かれと思って言った言葉が相手の感情を逆撫ですることもあります。
自力でもがいて、さらに関係を悪くしてしまって、修復不可能な状態にまで陥ってしまった。過度な謝罪をしたり、執拗に復縁を迫り、怖い、しつこいと思われ、自ら復縁の芽を摘んでしまったという方も多く、連絡が取れないということが、実は状況の悪化を防ぐことになるのです。そういった意味では連絡をとれないことはプラスとも言えます。
また、連絡が取れない期間に自問自答したり、過去を反省したりして、相手のことを考える時間というものが得られました。これは復縁相手である彼や彼女にも当てはまることであって、よく言う冷却期間の時間が得られたことになります。
ただし、もちろん良いことばかりではありません。
時間の経過とともに、彼に新しい結婚相手ができたり、彼女の中であなたのことが風化してしまったり、というマイナス面もあります。そういった面も考えると、結婚相談所や婚活サイトで知り合った人と復縁を考える場合は、少し早めに対処していく必要があるかもしれません。

結婚相手に迷ったあげくの判断

特に相手から結婚の申し込みが来ていて、しかし自分に他にも交際している人がいるようなケースだと迷う時間も長くなるでしょう。迷ったあげくに断った。しかしやはりこの人だったと思う時、過去の自分の行動を振り返る中で、お相手の方に対する思いと後悔の念が日増しに強まり、どうしても前に進めないことがあると思います。しかも結婚を考えていればなおさらです。
確かに結婚は、年齢という要素もあわせて考えなくてはなりません。しかし、一生の問題で、何かを引きずったまま自分自身に言い聞かせて結婚をしたとしても、さらなる後悔を生むのです。
些細なことでも結婚相手に対してネガティブな感情を抱けば、必ずや、やはりあの人と結婚しておくべきだったと思うのです。
人間は誰しも幸せになりたいと願うものです。どんなに自分を言い聞かせても、それは消えません。本当に自分に合った人と出会ったのに、何もせずあきらめるのは後悔しか残らないでしょう。
しかし復縁を目指して工作を行った結果、新たな道を選択したのであれば、まだ前向きになれると思います。

伝言ゲームの弊害

結婚相談所や婚活サイトを通して、相手に謝罪したり考え直してほしいと伝えることはできるでしょう。しかし間に人が入ることで、あなたの本心が正確に伝わらないこともあります。
結婚相談所や婚活サイト経由の場合、連絡だけでなく、どうしても時間的な制限がでてきます。人にはそれぞれの感じ方や受け取り方があり、また反応速度も違います。じっくりと火がついてくる人、一瞬で燃え上がる人、インスピレーションで決める人、本当に千差万別ですが、結婚相談所や婚活サイトの場合は、システムで一刀両断にされ、それにあわせていかなくてはなりません。
そして相談所や婚活サイトのスタッフも含めて利害関係者が関われば百害あって一利なしです。
全く関係のない人がお相手である彼・彼女の懐に入り込むことで、行き違いが修正されたり、考え方を変えることができれば、復縁への道が開けるのではないでしょうか。