復縁屋

無関心は嘘つきの始まり

興味がなくなると人は平気で嘘をつく

「もう好きじゃなくなった。君とやっていくのはもう無理だ。」そんな捨て台詞を残し、私の元を離れていった彼。振り返ってみたら、最近はなにかと彼に嘘ばかりつかれていた。
LINEは既読スルーされ、後で聞いてみたら「寝落ちしてた」との返事。しかしそれは真っ赤な嘘。SNSにはその日友達と飲んでいる姿がアップされていた。他にも「体調が悪くて…」と言ってデートをドタキャンしたことがあった。この時も女友達と遊びに行っていた。それを私が問い詰めると彼はバレてる嘘に嘘を重ね続けた。なんでそんなことをするのかと悲しくなった。
こんな事が続いて、いっぱいに溜まったコップから水が溢れるように、私の怒りも限界を超えた。結果、口論の末に冒頭の捨て台詞を吐かれ、破局してしまった。
それなのに私は今でも彼が好きで、時間がたっても忘れられない。彼ほど相性がいいと思った相手はいないし、彼とどうしても復縁したい。

なぜ平気で嘘をつくの

上記は復縁屋に寄せられたよくある相談の一つです。
嘘に嘘を重ねる。それもよく練られた嘘ではなく浅くてすぐにばれるような嘘。だから相手の怒りの炎に油を注ぐ結果となる…。
しかし自分が追い込まれるだけなのになぜ平気で嘘をつくのでしょうか。
実は恋人に対して無関心になった人に、こういう行動を取る傾向がある。相手に興味がなくなったがゆえにばれることにまで気が回らないのだ。
また、嘘がばれてもいい。なんならそれが別れのキッカケになればいいと考える人もいる。
例えば相談のケースでは、彼が彼女に対して興味がなくなり、別れてもいいと思っている。でも自分からそれを告げて無理やり別れると後々こじれて面倒になるかもしれない。そこでわざとすぐにわかる嘘を重ね、彼女を怒らせ、喧嘩から別れ話を展開するよう仕向けた可能性があるわけです。
相手に興味がなくなり無関心になれば、無理を通そうと考えるのもある意味“無理”はないのです。

嫌よ嫌よは本当にイヤ

それでは復縁屋はこの状況をどう見るのか。自分に対して興味が冷めた相手にどう対峙すればいいのか。ちょっと復縁屋目線でお話しましょう。
私たち復縁屋は相談者様に対して、復縁はそれなりに時間が掛かるものだと、まず説明しています。どんなに腕のいい復縁屋に頼んだとしても1日や2日で復縁はできません。復縁屋は魔法使いではありませんからね。
だからといって具体的に何月何日に復縁できるというものでもありません。一歩一歩進めていった先にゴールはあります。
しかしながら待ちきれずに焦って自分で動いてしまう方がいます。
一方的に連絡をしたり、相手が嫌がっているのを無視して自分の気持ちを伝えようと必死になったりする。復縁屋としてはすぐにやめるように伝えます。

赤信号になる前に

例えばあなたが興味のない異性にしつこく食事や遊びに誘われたらどう思うでしょうか。
好きになるどころかむしろ嫌いになりませんか。普通でもそうなのに元恋人ならなおさらです。ホントこの人わかってないな。別れて良かった。そう思われるのがオチです。
一時は恋人関係にあったとはいえ、今は別れている身であることを肝に銘じないといけません。
このように相手に興味を持ってもらおうと動く前に、腰を据えて復縁に取り組む覚悟を持ち、NG事項はやらないように注意しなければならないのです。

現在交際中の人は、彼氏や彼女が平気で嘘をつきはじめたら黄色信号です。
それはあなたに興味がなくなってきている証拠。原因を探り、早急に手を打たないといずれ別れがやってくるかもしれません。
付き合いだした頃を思い出してみて下さい。
今と何かが違ってきているはずですよ。