復縁屋

癒しを求めるなら神社、復縁するには?

復縁神社の間違った頼り方

復縁成就で有名な神社と言えば、東京大神宮、京都の貴船神社、石川県の気多大社、神奈川県の箱根神社あたりでしょうか。
御朱印帳を片手に持っての復縁神社巡りは、もはや旅行や観光の大きな目的になるほどです。
確かに、木々に覆われた荘厳な雰囲気に癒されたり、運試しのおみくじの結果に一喜一憂して楽しんだりと、神社に行くことで気持ちは軽くなりそうです。

復縁屋でも、訪れた相談者様や依頼者様には、悩み過ぎないでリラックスすることをお勧めしています。
思いつめた表情でずっといると復縁できるものも遠ざかってしまいます。肩の力を抜いて明るく努めることで、気持ちも運気も上がってくると思うのです。
しかし、復縁は神社に行くだけで成就するのでしょうか?

復縁活動は神頼みだけ?

出会い祈願であるなら、神頼みもいいと思います。
未だ見ぬ運命の人との出会いは、それこそ神様しか知らないでしょう。
それに対して「復縁」には相手がいます。
自分がいくら癒されても、肝心の復縁したい相手に変化が起きなければ、状況は変わらないのです。

復縁に不可欠なもの

復縁神社を紹介するサイトでこういったコメントをよく見かけます。
「別れた彼との関係が見事に修復、結婚することに!」
「音信不通だった彼から連絡が来てやり直せた!」
「喧嘩が原因で家を出た夫が帰ってきて仲直りできた!」
この人達が復縁のために行ったのは、お参りやご祈祷だけでしょうか。
復縁が叶ったのは、あらゆる努力が実を結んだ結果であって、神社に参拝したことだけが原因ではないはず。
結婚に至るまで、やり直すまで、仲直りするためには、自分自身の精進が不可欠で、それがあっての復縁なのです。

神頼みは最後の手段

復縁屋の私達からみれば、神頼みだけで復縁を叶えようとするのは、勉強せずにテストでいい点を取ろうとするのと一緒です。
適度な運動も食事制限もしないで、痩せようとしているのと同じです。
復縁も、勉強やダイエットと一緒で、努力せずして結果は出ません。
受験勉強であれば、神頼みは試験勉強をしっかりと済ませた後ですよね。

復縁は一歩ずつ進むもの

別れた相手が唯一無二の存在で、どうしても復縁したいのであれば、何よりも先に建設的な復縁活動をしなければいけません。
神社へ訪れるのは最後の仕上げです。
復縁屋からしてみると、相手をほったらかしにしたまま、神頼みだけで復縁を叶えようとするのは少し横着に思えますね。
例えば好きな人に食事を作るとしましょう。
その人が、何が嫌いで何が好きかはぜひとも知りたい情報ですよね。
プレゼントをあげる時だってそうです。
別れた相手であっても、ひとつひとつ知ることが復縁をたぐり寄せる原動力になります。
相手の気持ちを変えるのに、裏ワザやショートカットは存在しません。
まさに“急がば回れ”です。
地道な努力があってこその復縁であり、それが自己成長にもつながるのです。