復縁屋

そもそも潜在意識とは

潜在意識が復縁に導く

彼と復縁したい。
彼女とヨリを戻したい。
こういった気持ちはいったいどこから湧き出てくるのでしょうか。
復縁の心理を紐解いていくと、潜在意識という源泉にたどり着きます。
潜在意識とは心の深い層に潜んだ自覚されることはないが、行動や考え方に影響を与える意識のこと。つまり「無意識」ですね。
普段何気なくしている行動、それこそが潜在意識によってもたらされているのです。

例えば、コンビニで公共料金の支払いだけのつもりだったのに、いつの間にかお菓子をカゴに入れていた。
そんなことはありませんか。
かく言う私もしょっちゅうやってしまいます。
結局それは無意識にやっていることで、自分が欲しがっているからそうしているのです。
実は復縁もそれと同じことではないか。
復縁屋として私はそう思うのです。

潜在意識と復縁の関係

こんな言葉をネットで見つけました。
『潜在意識はあなたが望むものをなんでも運んできてくれるのだ』
個人的にとても良い言葉だと思います。
復縁したいと思う心理をポジティブに捉え、的確に言い表している気がします。
例えばぽつんと独りぼっちになり寂しさを感じた時、彼(彼女)と幸せだった頃が心の奥底にインプットされていればいるほどあの頃に戻りたいという気持ちが湧いてきます。
時間を巻き戻すことはできませんから、自然と復縁したいという思いに変化していきます。それが「潜在意識からの復縁願望」の始まりなのです。
知らず知らずのうちに、相手を望む心理を潜在意識が運んできてくれたわけです。

復縁したいという思いが現実化すれば、人は具体的な方策を考えます。もう一度連絡をしてみたり、友人につないでもらったりする人もいるでしょう。
どれも上手くいかず、自分だけではどうにも出来ない、第三者の力を借りるしかないとなれば復縁屋の出番となるのです。ことの起こりを考えてみると、復縁屋は潜在意識がもたらす仕事、そう言っても過言ではないと思うのです。

潜在意識の弊害と復縁屋

いざ復縁工作を始めてみると、今度はその潜在意識が問題になることがあります。
工作は段階を踏みながら一歩ずつ進めていきますが、
「早く自分の想いを伝えたいから、どんどん工作を進めたい」
「彼(彼女)のことをこんなに思っているのに、どうして分かってもらえないのだろうか」
復縁屋をやっていると、そんな依頼者様の心理に触れることがあります。
気持ちが大きければ大きいほど、それがすぐに伝わらないのを歯がゆく思うわけです。
一足飛びに先へ先へと進みたがる。復縁したい相手の気持ちを考えず、自分本位でつい行動してしまう。
そう、完全な独りよがりですよね。
この独りよがりも潜在意識が運んできた望みから生まれた心理です。
ただこのままでは復縁したい相手は振り向くどころか離れていってしまいます。そこで時には苦言を呈したり、アドバイスしたりするのも復縁屋の仕事なのです。

人は良くも悪くも潜在意識に振り回されます。しかし自分の気持ちに正直になれるという大きな利点があります。
人の心理というものは奥が深く、長年この復縁屋という仕事をやっていても驚かされることが多々あります。
そんな人間の潜在意識と隣り合わせなのが復縁屋という職業であり、深層心理を垣間見られるのがこの仕事の醍醐味なのかもしれませんね。