復縁屋

最近の復縁屋への相談事情

最近の復縁屋への相談事情

復縁屋工作のご相談・ご依頼の中で最近増えているものがある。それは、恋人との関係を修復できないか、というものだ。
彼氏や彼女と別れてからの復縁ではない。まだ恋人関係にあるがこのままだと終焉を迎えてしまいそう。だからその前に修復できないか、という内容だ。
些細なケンカであったりマンネリ化が原因ということが多く、首の皮一枚でつながっている状態であったりする。ただ完全に振られてはいないので、関係を再構築できそうに感じる人も多いかもしれない。
しかし実際に復縁屋工作を行ってみると、恋人とよりを戻すのも関係修復をするのも、さほど変わりはない。
例えば、別離したことで冷静に考える時間ができ、工作員の話が耳に入りやすいことがある。逆にまだ付き合っている状態でも恋人への不満が爆発寸前であれば、何を言っても中々聞き入れてもらえないこともあるのだ。
つまり恋人と切れてないからといって簡単に元通りになるわけではない。修復できない状態に至ったのには理由があり、そこを明らかにすることが大事なのだ。

修復できない人が陥りやすいワナ

恋人との仲を修復できないか、と相談される方から「別れてないのだから工作は簡単でしょ?」こんな言葉を聞くことがある。
前述の通り、工作の進行と二人の別離の有無はあまり関係ない。実はこの発言には、他力本願でなんとかなるという思いが見え隠れしている。ある種、恋愛関係を修復できない人の典型的な発言かもしれない。
自分の置かれた状況が把握できていないのと、自分も変わらなくてはならないという部分がすっぽり抜け落ちているのだ。
我々復縁屋は、工作をお受けする前にまず相談者様に現状をしっかりと認識してもらう。そして調査や工作によって見えてきた事実、対象者の気持ちや本音をお伝えし、自己変革のサポートを行っていく。
ふとした言動から恋人の変化に気づき、素早くフォローを入れることができていれば、そもそも関係が崩壊することはなかったはず。
そのため、彼氏や彼女との関係が修復されたあとも、気を緩めてはならないとアドバイスをすることが多い。同じことを繰り返しては復活愛した意味がないからだ。

修復できる人をTVの光景から学ぶ

恋人と修復できない人はもう一つ陥りやすいことがある。
それは、恋人のことは全て理解したつもりになっていることだ。
血を分けた親子や兄弟でも相手のすべてを完璧に理解することは不可能なこと。たとえ相思相愛の二人であっても所詮は赤の他人。理解できない部分があって当然なのだ。
仲の良い秘訣は?とインタビューされている老夫婦を、皆さん一度はテレビで見たことがあるだろう。「妥協して一緒にいる。」などと答える人がいるが、これは照れ隠しのように見えて、あんがい真実なのかもしれないと私は思っている。
妥協という言葉の裏には、自分を抑制し、相手を立てる意味合いが隠れている。
生々流転、人もまた日々変わりゆくものである。そんな相手のことをいつも理解しようと努力する。すると自然にお互いが譲りあい、敬いあう気持ちが芽生えてくる。関係が悪くなっても修復できる下地があるのだ。
だからいつまでも一緒にいられるのではないだろうか。