進化する業界。10年先は...。

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探偵コラム

進化するこの業界。10年先は...。


閑話休題。
海外調査の続きはまた次回ということで、今回は与太話です。
最近のめまぐるしい変化に私も一言申したいと思いまして。

10年前の薄ら寒い3月。

わたくしがその時初めて探偵を知り、探偵業に触れました。
当時は地図を片手に携帯電話。ペンにメモ帳などの筆記用具を持ち、調査をしておりました。
まずは下見。とりあえず住宅地図を取得し、近隣の状況を把握します。
まぁ地図からわかるのはスズメの涙程度の情報。結局は現地での下見が必要となります。
次いで車両の確認や自転車の有無、出入り口の数などなど。
このように地道な作業を行いながら下地を作ります。

続いては対象者確認です。

たしかやっと携帯がカラーになったころで、また携帯にカメラがついたと騒いでいた気がします。
しかし携帯での画像表示というのはかなり不鮮明のため当時全く役に立ちませんでした。
そのため写真は手持ち。毎日使っていると写真が折れて汚くなるんですな。

住所がわからないなどの情報が少なければ、まずは諸情報を取得するための調査から始めます。
小さな情報から取得し大きな情報を得る。これが探偵の基本でした。
時にはガーボロジー(=ゴミ漁り)なども行ってました。。。

ゴミを見ることで、その人間そのものが見える。
趣味嗜好、性格、日々の食生活や買ったもの、請求料金、場合によっては性癖までも...。

当時は仕事が何時に終わるのか、これからどこに行くのか。週末は何をしていたのかなど、してみなければわからないというもので、その分時間も長かったような気がします。

それが10年も経つと...。

最近の携帯はすごいですね。本当に感心してしまいます。
画像を表示できる画素数も高くなり、写真を持ち歩くことはなくなりました。
ウェブサイトで地図を見れるため、地図を持ち歩く必要がなくなりました。
メールの文字数も多く送れるため、ペンやメモ帳を持つ必要がなくなりました。
携帯に付属しているカメラの精度も高くなり、頻繁に使うようになりました。

そのため、携帯一台あればほとんどのものをカバーできます。

またインターネットの進化もすごいものです。

ストリートビュー。これはかなり重要なものとなっております。
出た当初は私らの飯のタネを脅かすのではと思っていたのですが、今や常に使用しております。
住宅地図を頭の中で立体に描きながら、現場を予想していたのが、今じゃ"指先ひとつでダウン"ロード。地域により表示できない場所もまだありますが、それでも衛星地図が見れるため、それが貴重な情報源となります。場合によってはストリートビューから車両の特定ができることも...。

「出入り口がここだからこのあたりとこのあたりの二点で張り込む形が適しているよね」
「駅までの最短ルートはこの道。途中にあるこのコンビニに対象は寄るかも」
なんて話をストリートビューを見ながら昼夜を通してしております。

プライバシーの侵害ではないかと騒がれているストリートビューですが、私らにとっては使い勝手がものすごくよいため、なくさないで欲しいです。できれば定期的に範囲を広げることと、昔撮影したところを撮りなおして欲しいですね。私であればお力になりますので、連絡ください。

ストリートビューもすごいのですが、"えす・えぬ・えす"っちゅうやつはやっぱすごいでんなぁ。
mixiからはじまりgreeやfacebook、ツイッター、モバゲーなんかもそやけど、どれもみんな、


 個人情報の宝庫。


    まさに宝石箱。

"調査業のIT革命や~"。

昨今の個人情報保護の考え方も疑問が出るほど、情報はウェブ上で氾濫しております。

検索窓で名前を検索すれば、ある程度の情報が手に入る。
勤務先がわかる場合や役職によっては住所も見つけられるでしょう。
過去の表彰や趣味嗜好など学生時代のこともわかってしまいます。
ツイッターでリアルな情報も入手。ミクシーで今後の予定もわかる。
Foursquareで現在地まで教えてくれる対象者も。

こんな感じで対象者は自身の個人情報を露呈しているのです。

若い世代のfacebookとツイッターの普及率は高く、利用頻度も多いため、情報収集ツールとしては適しています。とくにfacebookは本名での登録が原則なので、対象者を探しやすいわけです。
ミクシーなどは本名で登録している人は少なく、そのため検索をするのに一苦労。足跡機能もある(あった)ためそのあたりを考えて探す必要がありますが、情報収集は充分できます。

一昔前はこんなに情報があふれてなかったのですが、時代ってのは流れているんですね...。
ゴミ漁りをしない分、ネット漁りをすることが多くなっております。

またさらに10年後はどうなっているのでしょうか。
今から20年前は携帯も普及していない時代。連絡手段はポケベルかトランシーバー。電車に乗るにも切符を購入。電車の時刻もわからない。カメラ機材も原始的なもの。何かを調べるにも本を出さないとできない。そんな世の中がたった10年でここまで進化したわけですから、さらに10年経てばもっとすごい技術が生まれそうです。

リアルタイムストリートビューなんてやつって出ないですかね?
そんな機能を切望しちゃいます。

ん!?もしかしてそれが可能になるとうちらの仕事なくなる??

おそまつ。

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