コラム
静岡県浜松市の復縁工作

退勤時の尾行から交換を目指していく

依頼人様と彼女は市内の同じ大手企業に勤務しています。
浜松市は物作りの街で大手メーカーが多数ある都市です。
朝の出勤時は慌ただしく昼は社食、出勤を確認してからは、いつ出るかもわからないので、従業員出入り口から離れられない調査となりました。
そして退勤時、彼女は従業員出入り口から徒歩で出て車両の乗り込みました。
車を追っていくと「遠鉄ストア」の駐車場に入っていきました。
彼女は車を停めて店内に入り、野菜、肉、魚など生鮮食品をじっくり選んでいました。
お弁当も自分で作り、料理上手と依頼人様が言っていたのがうなづけました。
そしてタイミングを見て女性工作員が接触しました。
二人は軽く会話をし、その流れで浜松市内の道を尋ねると、彼女はスマホの画面を見せながら丁寧に教えてくれました。
おっとりした優しげな話し方が印象的でした。

次の接触で連絡先の交換を目指していくため翌日もチャンスを伺いましたが、残念ながら立ち寄りせずに直帰でした。
前日に買い込んでいたので無理もありません。
そしてその翌日、彼女は帰宅途中に「杏林堂」へ立ち寄りました。
生活用品を見始めた彼女に近づくと、工作員を一目見るなり驚きながらすぐに認識したのです。
先日のお礼を含め少し会話した後、ライン交換を申し出ると彼女は応じてくれました。
ここから彼女と工作員はラインのやり取りを始めていきました。

呼水は工作員からの相談

その後のラインのやり取りで関係を築いていき、浜松駅周辺で彼女と会うことになりました。
彼女から名物の浜松餃子を食べに行こうと提案してくれたのです。
浜松は宇都宮を抜いて餃子の町ナンバーワンになったことも有名です。
当日、遠鉄の第一通り駅付近で待ち合わせをして浜松餃子や、その他のメニューも豊富な居酒屋へ行きました。
最初はお互いの仕事や趣味などの話しをして、頃合いを見て工作員から自身の恋愛話を切り出しました。
工作員が話したのは忘れられない後悔した恋愛話でした。
それがきっかけに彼女も自分の恋愛を思い返し、自身のことを語り始めました。
その相手が男性か女性ということは話しません。
しかし、内容を聞いていると、それが依頼者様のことということはすぐに分かりました。
家族からの結婚へのプレッシャーに苦しんでいたようです。
彼女は一時的な感情で、周囲に流されたことに大きな後悔を抱いていたようです。
何より依頼者様を傷つけてしまったことに苦しんでいました。
そして、彼女は依頼人様が受け入れてくれるのかと不安を口にしました。
自分が振られる後悔と、大事な人を傷つけたままの後悔、どちらが重いのか…
好きな人と一緒にいるのと、周囲の期待に答えること、どちらが幸せか…

彼女は事情を察している工作員に話しやすかったのでしょう。この日以降も、二人は何度か時間をかけて語り合いました。
その結果、依頼人への連絡を後押しすることができたようです。
彼女から依頼人様に連絡したらしく、二人で会って話すことになりました。

向き合った結果、自身の幸せに妥協しない、幸せの形は自分たちで描く。
二人はこのポリシーにたどり着いたようです。

どの恋愛も絶対は無いですし、思いやりながら紡いでいくことは変わりません。
しかし、自分にとって唯一無二の相手に出会えたのなら、後悔のないよう向き合うことが大事です。
工作ではそのきっかけを作ります。
同性愛だし、マイノリティだから難しい、状況が複雑だから困難…と悩まれている人は多いと思います。
しかし、恋愛はどれもオリジナル、何一つ同じではありません。
弊社ではそれぞれカスタマイズして対応します。
一人で悩まず気軽にご相談下さい。