コラム
  静岡県富士宮市の事案

富士山を筆頭に豊かな自然と観光名所で賑わう富士宮市。
絶え間なく人が行き交うこの土地からも多くの依頼が寄せられる。
今回は富士宮市で起きた事案の一つを紹介する。

彼は転職をしたばかりで、環境の変化にストレスを抱えていた。
そんな中、依頼人と彼は、些細な喧嘩がきっかけで別れてしまった。
別れて後、次第に彼への思いや喧嘩別れへの後悔が募るようになったという。
しかしSNSなど全て断っており、連絡する事も出来ず苦しんでいた。
そんな中ネットで復縁屋の事を知り、この中で最も親身に相談に乗ってくれたという事から弊社への依頼を決めたという。
依頼人は彼の現在を知りたいと希望。彼との復縁の可能性が持てそうなら復縁したいと話していた。

要は元彼との連絡先交換

彼への接触が叶ったのは調査開始から数日後の事。矢立町にあるスーパーでの事だった。
彼と工作員が同じ食品を取ろうとした事をきっかけに、工作員は会話を広げていった。
一度目の接触はまずまず。
引き続き、彼はの接触のチャンスを待つことになった。
二度目の接触も同じスーパー、彼も工作員のことは覚えており、土地勘の無い工作員に気遣い連絡先交換にも応じてくれた。
その後工作員は彼と連絡をとり始め、その中で彼の生活がある程度落ち着いている事がわかった。
依頼人は、自分では知りえなかった彼の近況を少しでも知る事が出来、安心した様であった。
しかし肝心の彼の恋愛への心情などは聞き出す事ができず、工作員は彼と深い話の出来る機会を窺った。
工作員と彼は何度か食事をしていたが、その日は富士宮駅で待ち合わせる事となった。

語られる彼の気持ち

富士宮市内を身延線沿いに歩いた二人は、市宮町の居酒屋で飲む事にし、その席でやっと彼自身の事について聞き出す事が出来た。
工作員が会話の流れで彼をはやし立てると、彼は謙遜しているのか恋愛に意欲が無いと話しだした。
よく聴くと、最後に付き合っていた女性との日々が彼の中で根強く残っているという。
この女性はまさに依頼人のこと、二人が別れてから他に交際女性がいないことが分かり工作員は安堵した。

別れる前、彼は転職したばかりで、新しい環境に慣れるのに必死だった。
心の底では彼女に話を聞いて貰ったり元気付けて貰いたかったが、頼りなく思われることも怖く、自分の中に抱え込んでしまっていたそう。
トラブルが重なり辛かった時、それでも彼女の為に尽くしていたつもりだった。
しかし、彼女からは、仕事中心にしていると不満を聞かされ続け、約束事なども反故にされる事が多かった。
何とか仕事と両立したいと努力していた彼だが、それが何度か続き耐えらず限界を感じたという。
工作員は「ちゃんと話さないと伝わらないよ」と依頼者をフォローし、自身の恋愛談なども交え彼が前向きになれる様話し合った。
しかし彼の気持ちは揺るがず、今は他の事に目を向ける、まずは男として仕事を頑張ると決めている様だった。
彼は、彼女(依頼人)にはもっとキャパの大きい頼りがいの在る男性の方が幸せになれる、とも口に出ししていた。

その様子を依頼人に報告すると、彼の心境に気づけなかったことにショックを受けており、当時の事を振り返り自身を悔やんでいた。
しばらく連絡が途絶え、数週間後依頼人が決めたのは工作の断念だった。
今彼と再会しても自分への印象はすぐには変わらないだろう、
時間をかけて復縁を望むより、彼が言うように互いに違うパートナーを見つけた方が前向きだと、別の道を歩むと決められた。
目的は達成できなかったが、彼の本音や自分の課題が分かり、依頼には後悔はないとのこと。

復縁工作には、時依頼者様の望まない結末を迎えてしまう場合もございます。
そのような時、結果を受け止め、依頼者様自身が前向きな一歩を踏み出していく。工作を想いの区切りの為に依頼されるというケースもあるのです。
富士宮市での復縁屋工作をお考えの方はお気軽にご相談ください。メール・お電話での相談は無料で、年中無休で承っております。