コラム
岡山県倉敷市の別れさせ事例

依頼人様は20代女性。対象となる男性は30代で一回り年上です。
交際3年目にさしかかった頃、勤務先の男性からのアプローチもあり、対象者となる彼とは別れることに決めました。
しかし、彼に別れを告げると、別れるなら条件があると以下のことを突きつけてきました。
これまで会った時に負担した全額を返してもらう。
お金が払えないなら勤務先に乗り込み彼と話す。
依頼人様は、彼には感謝する気持ちもあり、何より傷つけてしまった罪悪感も大きく、これらの条件を突き放すことはできませんでした。
なにより彼の様子からお金を返しても別れてくれるかどうかも判りません。余計プライドを傷つけることも考えられます。
また、勤務先の彼を巻き込みたくない気持ちも強くしばらく一人で悩んでいたそうです。
別れたいのに別れてくれない、この八方塞がりの状況に困り、別れさせに協力してほしいと工作依頼となりました。

仕事帰りに立ち寄ったスーパーでの接触

彼は倉敷市内の会社で事務をしていました。
勤務先付近のルート上で張り込み、彼の車両が現れるのを待ちました。
ほどなくして彼の車を確認し追うと、山陽本線の線路沿いを移動し「山陽マルナカ」の駐車場に入りました。
店内へ入り缶コーヒーを購入しようとしたところに、工作員も偶然を装い同じ商品にに手を伸ばしました。
お詫びし譲り合ったのをきっかけに、工作員から近くに時間を潰せる場所はないかと彼に尋ねました。
彼は「パチスロならある。行くなら案内する、自分も行こうかと思っていたから」こう言ってコーヒーの精算を済ませ工作員を車に乗せてくれました。
パチスロ店内でも隣同士に座ることもあり、二人は段々と打ち解けていきました。
その後、喫煙所で工作員から連絡先の交換を申し出ると彼は快く応じてくれました。

彼が語る依頼人への気持ち

連絡先を交換してからLINEのやりとりが続き、直接会うことになりました。
倉敷センター街商店街の居酒屋で合流し、スロットの話しや世間話をしつつ、工作員から「最近彼女に振られそう」このように水向けをしました。
それを聞いた彼も、依頼人様とのことを語り出しました。
年上としてできることは何でもしてあげたく、欲しいもの、行きたい場所、喜んでもらえることなら何でもしてあげていた。
「女はよくわからん…。」「喜んでくれてたんはうそじゃったのか…。」「わしは馬鹿にされてたんじゃろうか…。」
お酒の勢いもあり、彼のボヤきは止まりません。
工作員は、似た者同士として聞き役に徹したり、同じように自分の彼女への不満を言いました。
しかし、彼は依頼人の悪口を言うことはなく、別れに対してどうして向き合っていいか判らない様子がうかがえました。
ただただ、他の男性と付き合うことを阻止したいようです。

人の振り見て我が振り直せ

何度か会って話していくうちに、彼のボヤきは徐々に減っていきました。
同時に依頼者様への連絡も少なくなっていたようです。
しかし、依頼が成功したとは未だ言えず、別れの保留状態は変わりません。

ある日、美観エリアで彼と飲んでいた時、工作員が自身の話しをしました。
振られそうだった彼女に気持ちを伝え続けたところ、着信拒否、SNSは全てブロック、とうとう連絡が取れなくなった。
これまでの交際をすべて否定されたようだ、情けない…。
別れを受け入れないことで最悪の状況になってしまったと報告したのです。
さらに、工作員は彼女の家まで行こうか、手紙を出して気持ちが伝えたい、彼女への気持ちを彼に吐露しました。
執拗な想いに彼は工作員を哀れんだのでしょう。工作員にブレーキを踏めと諭しました。
この日は彼は大失恋をした工作員に朝まで付き合ってくれました。

数日後、彼から依頼人様へ「格好わるくてすまん、幸せになってくれ」と別れの連絡が来たと報告がありました。
聞き役に徹してクールダウンさせたこと、そして工作員が別れを受け入れない慣れの果てを見せることで、対象者は冷静になったようです。
まさに「人の振り見て我が振り直せ」です。

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