
依頼者は、昨年別れた彼女との復縁を希望する20代男性。
依頼者と彼女は会社の同じ部署で出会い、交際は2年ほど続いた。
しかし彼女が別の部署に異動になり、勤務地も変わった。
次第に会う頻度も低くなっていた頃、彼女から別れを切り出された。
理由は環境が変わったことで今は余裕がなく、一旦関係を解消したいとのことだった。
理由に納得しきれず改めて話し合ったが、彼女の意志は固かった。
それきり連絡も取れていなかったが、もやもやとした気持ちだけが残った。
その後彼女がどうしているのかが気になったが、親しい共通の同僚も居なかったため、彼女の様子を知る手段がなかった。
ネットで復縁屋工作を知り、彼女の近況と依頼者に対する気持ちを知るため、弊社への依頼を決意された。
1度目の接触
依頼者によると、彼女はショッピングが好きなタイプとのことだが、いつ立ち寄るかは読めない。
依頼者から、交際当時はいつも休み前日にまとめ買いしていたため、その日の退勤時の立ち寄りを期待したいとの希望があった。
中区にある彼女の勤務先より調査を開始。
依頼者の情報により、彼女の交通手段は電車であると事前に分かっていた。
勤務先を出た彼女は、そのまま徒歩で伏見駅に向かった。
地下鉄で20分程で自宅最寄り駅である植田駅に到着した。
彼女が駅前のスーパーに立ち寄り、惣菜コーナーを見ていたタイミングで女性工作員が接触した。
接触は通常2回であり、初回の印象付けが重要である。
工作員は彼女が見ていた商品を手がかりにし、会話をスタートさせた。
工作員は世間話を混じえながら、ここに立ち寄った理由と、植田にしばらく滞在することになった旨を話した。
彼女は愛想が良く、よく喋る人だった。
会話の中で彼女がケーキ好きだということが分かり、工作員にオススメの洋菓子店を教えてくれた。
この辺りの土地勘がないと話す工作員に、彼女は丁寧に道順を説明してくれた。
オススメの商品を聞くと、モンブランが人気なのだそう。
会話が一段落したところで彼女が再び商品に目を落としたため、これ以上引き止めるのは印象が悪くなると判断し、礼を述べ接触を終了した。
接触後、工作員は実際に彼女が教えてくれた洋菓子店に行き、モンブランを購入した。次回接触時に感想を伝えることで、会話をスムーズに行うことができる。
依頼者に報告したところ、その洋菓子店は以前彼女と行ったことがあり、会話の様子を聞いて懐かしくなったと話していた。
見えた事実
翌日、自宅から調査を開始。
夕方になり、ようやく彼女が姿を現した。
地下鉄を乗り継ぎ名古屋駅に移動し、男性と合流した。
2人は親しげな様子で話しながら移動し、JRゲートタワー内の居酒屋に入った。
2時間ほどして店から出た2人は、東急ハンズでしばらくウィンドウショッピングし、再び名古屋駅へ移動した。
地下鉄に乗り黒川駅で下車した2人は、駅前のスーパーで食材や酒類を購入した。
そして2人はスーパーを出て、10分ほど歩いた場所にあるマンションに入った。
これだけの要素が揃うと、男性が彼女の交際相手であることは明白だった。
恐らく毎週末、こうして彼の家で過ごしているのだろう。
報告を聞いた依頼者は非常にショックを受けた様子で、とても依頼を続けられる状態ではないと調査の中止を希望した。
後に依頼者は、別れてはいてもまだ彼女の中に依頼者を想う気持ちがあるのではないかと思っていた。
しかし彼女はもう新しい道を歩いているのだと分かり、それを受け止めたことでようやく吹っ切ることが出来たと話していた。
調査では、依頼者にとって知りたくなかった事実が出てくることもあります。
しかし今回のように、事実を受け止めることで前向きな一歩を踏み出すことのできるケースもあるのです。
弊社は全国各地のご依頼に対応しております。
復縁屋工作をご希望の方は、是非弊社にご相談ください。