離婚後の復縁をめざす場合

離婚後の復縁をめざす場合

復縁のご相談の中で、離婚したがもう一度やり直したい、元夫と復縁したいというケースは意外と多いです。
なぜなのでしょうか。
実はその理由は様々です。そもそもの原因から考えてみましょう。

  • お互い、結婚生活に嫌気がさして別れたが、いざ離婚してみると大切な存在だったということを痛感した。
  • 相手の浮気が原因で離婚したが、やっぱり好きなのでやり直したい。
  • 子供を一人で育てていくつもりだったが、厳しくなってきた。一緒に子供を育ててほしい。(参考ページ:子供がいる場合にはどう対処したら復縁できるか)
  • お互いが無理をしていたため、離婚してそれぞれの道を歩もうと離婚した。しかし離婚してみると、大変でも夫婦生活を送っているときのほうが有意義だった。
  • 姑や舅とそりが合わず離婚したが、相手のことは好きなのでやっぱりやり直したい。
  • 相手はわかってくれていると思って我儘な行動をし、離婚を切り出された。改善する気はあるので復縁したい。

目的に合わせて方法を検討する

このように原因が様々ですから、その解決策も多岐にわたります。ある復縁屋の案件において最適な方法が、他の案件では全く意味をなさず、むしろ逆効果になることだってあるのです。
また目的も違います。お互いのためにやり直したいのか。生活のために復縁せざるを得ない状況なのか。それとも子供の希望を最優先して、再び家庭を築き直したいと思ったのか。
どれが一番良い目的などと選ぶことはできません。あなたが目指したいと思ったゴールが、あなたの復縁屋の案件の目的です。
人それぞれ状況は違いますから、目的に合わせた復縁への軌跡を考えていきましょう。

離婚後の復縁は、再婚と同義ではない

離婚後の復縁は、再婚と同義ではない

離婚後の復縁と言ったとき、再び結婚にむけて動き出すのか、それとも交際どまりにするのかは本人次第です。
一度離婚を経験すると、もう結婚はしなくていいと考える人もいます。
あなたが再婚したいと思っても、相手は付き合うところまでしか考えていなければ、復縁として成り立つとは言えないかもしれません。
まずは復縁したい相手が結婚や離婚に対してどのように考えているのか、聞き出すことが必要でしょう。あなたと付き合い、結婚した頃の相手ではありません。結婚観、恋愛観が変化している可能性もあるのです。

相手の感情を探る

まずはこのように現在の相手の意識を探ると共に、あなたに対してどのような感情を抱いているのかを聞き出していきます。マイナスの感情しかないのか、疲れてしまったのか、改善点を克服してくれればまだやり直しても良いと思っているのか。それとも別れてから後悔しているのか。どの程度復縁の余地があり、子供がいる場合は、子供に対してどのような感情を抱いているのか。
当然、同時に、再婚していないか、もしくは再婚相手候補が出て来ていないかも細かく聞いていく必要があるでしょう。
そして復縁へのモチベーションを持たせることができ、いざ再会という時。
このタイミングがターニングポイントです。
あなたがみすぼらしくなっていたり、生気が無くなっていたり、すごく神経質になっていたらどうでしょうか。せっかく上がったモチベーションが、下がってしまう可能性大です。
「一緒に余生を過ごしたい」と到底思えなければ、そこで白紙に戻ってしまうこともあるのです。

自己改善も重要

つまり、復縁屋が相手に働きかけている間、依頼者様も自己改善や自分磨きに力を入れておくべきなのです。どのようなことをすれば良いかという点については、やりとりをしつつアドバイスさせていただくことも可能です。
よく、別れた後にストレスから10キロ以上痩せてしまった、などとおっしゃられる依頼者様がいらっしゃいます。
しかし復縁を目指すのであれば、そこは努力しなければなりません。
特に子育ては、年齢によっては重労働にもなりえます。
それに耐えうると判断できなければ、相手も復縁に足踏みしてしまうかもしれません。
依頼者の心理的なサポートを行っていくというのも、復縁屋にとって大きな大切な仕事です。
悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

復縁のために、あなたがやってはいけないこと

復縁のご相談をいただく時に、離婚した夫婦ならではのトラブルで一番多いのが、子供関係です。
「子供のためにはやり直すべきだ」と思いこんで相手を説得しようとされる方がいらっしゃいます。
その考えは、確かに間違っていないかもしれません。
しかし、たとえ正論だとしても相手が真っ直ぐに受け取ってくれるのであれば、そもそも離婚という事態にはなっていないはずなのです。

本当に子供のためになるのか

さらに、子供が全て本当のことを話しているとは限りませんし、大人よりも現状に流されやすいものです。今「両親が揃っていて欲しい」と言っているとしても、将来復縁した時にどう意見が変わるかわかりません。
極端な話、暴力の絶えない家庭だったとしたら、復縁することが子供のためにはなりません。
子供の意見を鵜呑みにするのではなく、本当に子供のためになるのはどの形なのか、復縁した方が良いのかどうかを、夫婦で話し合うことが一番大切なのではないでしょうか。
(こちらも合わせてお読みください:子供がいる場合にはどう対処したら復縁できるか)
当事者同士で判断がつかないという場合は、お気軽にご相談ください。
状況を詳しくお話いただけると、その分具体的なアドバイスができるかと思います。